前話からの復習
光の赤キラキラピンク と 塗料の赤J とは同じ赤でも全く逆の物でしたびっくり
 
 
 
塗料の赤色ペンキはシアン、マゼンタ、イエロー、キー色(黒)の
減法混色によって合成された物であって
 
 
鮮やかなRGBの原色なんかと比べちゃうと
どうしてもちょっと暗めになっちゃう傾向があるようです
 
 
 
それをちょっと表現してみましょうか?
RGBを → CMYKに 単純変換しただけですが
こんなバランスに なりましたえー
 
 
 
これは
モニターが表示している鮮やかで明るい赤光は
プリンターの印刷ではそのままの色として表現することは出来ない
という事を意味している (色域外補正が入ってしまっている)
 
 

こうして考えると、
自然が与え賜うた 光の色の偉大さ~ってのを感じちゃったりしません?ウインク
 
 
 
 
さて、、
僕が語りたい事の核心にそろそろ迫ってきますよ~爆  笑
 

そう、次はイヨイヨ 「宝石の色」についてです
 
 
超ビビットな色を表現できている宝石があったら
それは即ち
 →拍手拍手♪拍手  なのであります
 
 

そもそも この内容を考え始めたのは
フォスフォフィライト色の硝子が欲しい!!!
って思ったことがキッカケでした
 
 

そんな想いがつのって 
新春2日に早速 横浜の硝子屋さんまで
足を延ばしてみた足
 
 
のは良かったんですが、、アセアセ汗
大量にある色硝子の在庫の前で立ち尽くす事に
 

一体どれがフォス色の硝子なんだろうか?
 
 
 
お店に行く前には
「行って見てみりゃ判るわ~」という
全く根拠のない自信があったのだが
透明、半透明(乳白)、不透明
色々見ているうちに段々と判らなくなってきた
 
人間の目なんて、、けっこういい加減な物なのだ
 
 

さらに

宝石の色の厄介なところは、、
実は1色ではないという所だとあとから気づく

例えば此方は、
甲州ワイン硝子ワイン グラスです。
 
ベースになっている硝子の色は濃い暗色系ですが
そこに 光を反射させて
透明の硝子部分に映し出すことによって
 

減法混色では実現できない
鮮やかな赤色まで伸ばした表現が可能になっています
 
甲州ワイン硝子の色パラメータ
 
 
以外に純粋なR系カラーだったことが判りますね
 
 
 

そこに更に
複雑なカットを加えれば。。。。
光の効果が何倍にも増幅されていきますびっくり
 
 
それが、Pk2硝子宝石シリーズ!
 
 
 
ベースになるガラス素材
 
透明ガラスと合わせて
 
カットする!宝石緑
 
Pk2式 鴨羽色硝子 鴨 の誕生です
 
 
色分布的にはこの辺をつかってますね
これまた、非常に純粋な 青→緑系の色であることがわかります
 
 
 
今後も、こうやって
色空間の中に隠された魅力的な色を切り出して
自分のコレクションできるよう!
このシリーズの展開を 頑張ろうと思います♪ラブ