こんばんは、龍司です。
本日は、昨日お話ししましたバリの健康文化の続き、第2回目です。
バリの中心街、クタ地区のビーチでのんびりした後、私はいろいろな薬局を訪ねてみました。
クタの街を歩いていたら、「マリファナ、どう?」と声をかけられましたが、その意味での「薬」ではなく(笑)、純粋な健康のための薬、特にバリ独特のものを知るためです。
何軒かの薬局を訪ねてみて、必ずJAMU(ジャムウ)というものが強調されていることに気付きました。
JAMU(ジャムウ)とは・・・・
ハーブの葉、種、果実、花びら、根を原料として調合された美容・健康のための薬で、インドネシアでは健康維持など、幅広い用途で活用されてます。
西洋医学の薬ではなく、人間本来の治癒力を使って病気を治すのが特徴。
「ジャムウ」という言葉には、ジャワ語で「植物等から作られた薬」という意味ですが、「客をもてなす」という意味もあるんだそうです。
インドネシアの家庭で受け継がれてきた伝統的なもので、近年にセノ・サストロアミジョヨ氏によって体系化されました。
私もJAMU(ジャムウ)を使った薬をたくさん買ってきました。
粉末の薬、お茶とか、オイルとか、「男性の精力アップ、女性の胸を大きくする効能の塗り薬」とかあやしいものまで(笑
私自身、何の病気もないのですが(笑)、健康増進のために!
▼店内に並べられた様々なJAMU(ジャムウ)
さて、クタ地区の薬局でJAMU(ジャムウ)について教えていただいた後、私はホテルに戻りました。
ホテル内にSPAの施設があり、マッサージも受けられます。
私は、バリ伝統のマッサージを受けました。
現地の専属スタッフの方が、オイルを塗りながらマッサージしてくれるのですが、45分間で非常に体が軽くなったように感じました。マッサージ中は、時々痛かったですが・・(笑
遠くからガムラン音楽が聞こえてきて、部屋の中にはバリの花、フランジパニの良い香りが漂っています。
意識がなくなりそうになるほど、非常に快適。
▼バリの花、フランジパニ
この花は、ホテル内にも置いてあり、ホテル中にこの良い香りが漂っています。
この香りはマッサージオイルやスパにも多く使われていて、バリのシンボル的存在のようです。
プールの水面にもこの花びらが浮いていたので、それを拾って、ジャグジーで花びらの良い香りを嗅ぎながらゆっくりしてました。
東京に帰ってきてバッグを開けると、すごく良い香りが・・・・
ホテルに漂っていたフランジパニの香りがバッグの中の着替えた服などにもについていたようです^^
この花の香りのアロマを買ってきたので、今は東京の自宅にこの香りがしています。
バリのあの快適さを少しでも東京で再現したい!と考えています。