ピナ・コラーダ飲みたい。。 -27ページ目

リターンギフトは椅子?

バルセロナ・チェア

GW8日目は、インテリアショップクルーズ。

というのも、彼が指輪に対するリターンギフトに「バルセロナ・チェア」を検討しているから!


こういうのって時計が相場ですよねえ?私の指輪は先日決定し、今サイズ直しでお預けしていて出来上がりを待つばかり。で、結納は来月…ちょっと待って、彼のお返しは?ってことで「何が欲しい?」って聞いたんです。すると答えは「…今特に欲しいものない。一番欲しいのは家。」


ってそんなの無理ですから!!「う、うーん、じゃ、次に欲しいものは?ほら、時計とか。」

「そうだね、欲しい時計あるけど。」

「何?教えて♪」

「ばせろん。」「………。」


ばせろんって、ヴァシュロン・コンシュタンタン(この呼び方、かゆいー。バセロン・コンスタンチンでいいと思わない?最近はこう表記されている模様ですが)のことですよ。それって、お高すぎやしませんか?指輪よりも上を行くんですけど…ごめん、ダーリン。それも無理です。。。


ロレックス、とか普通言いませんか?ダメなんですって。他人とかぶるの大嫌いだし、時計大好きな人だからまあ、致し方ありませんが。すでにお気に入りの時計持ってるし。


いらない、とも言われたけど、そういうわけには行かないから!ってやっと出てきたのがこれ。

バウハウスの巨匠、ミース・ファンデルローエデザインのこの椅子は、1929年のバルセロナ万国博覧会で、ドイツ館に来館するスペイン国王夫妻がくつろげるように作られたもので、CMで中田英寿選手や、吉永小百合さんが座ってたあれ。私もこのデザイン、脚のエックスの曲線のすばらしさなどにほれ込んでて、昔から大好きなんだけど、リターンギフトとしてはどうなの?


また、この椅子はデザインの版権を独占している会社がなく、いろんなところで作られているんです。一番オリジナルに忠実なのはknoll(ノール)社のもの。あとはカッシーナも作ってるし、中国製(通販で見かけますわね)なんてのもある。お値段は出てきた順番にお安くなります。違いは使っている皮、脚のクローム仕上げの仕事、などに現れ、私たちが見たのはミラノ・サローネという国際家具市にも呼ばれる、イタリアのメーカーのものでした。


細工は上々、皮もいいもの使ってるし見た目は合格。(お値段もそれなりによろしいが。)形の美しさはやっぱり実物をみると納得。こんなデザインが80年も前のものだなんて信じられない!いいデザインは時代を超えるよねーなんていいながら、彼は期待を込めて座ってみたのですが……。


ダメだとさ。これだと首を支えるところがないから、思ってたほどエグゼクティブ気分でリラックスできないんだって。また振り出しに戻っちゃった。。。


でもお返しに「椅子」ってのも案外いいかもしれないなって思いました。こんな機会でもなければ、新婚家庭には贅沢な代物だし、一生使えるし、記念になるし。将来子供にエピソードなんか話しちゃったりして。


結局これにはならなそうですが、時計以外のギフトで人と違うものをお探しの方、デザイン好きの方はいかがでしょう?ってこんなの私たちだけなのかもしれませんね。ふー。

ブライダル・フェア on 仏滅

生ケーキ

GW6日目、ダーと揃っていいお天気の中、ブライダル・フェアに。

 

もう会場は契約しちゃってるんですが、いそいそとお出かけしました。というのも、私は何回もここに足を運んでいるんですが、ダーは一回きり。おまけに最終決定したお部屋を彼は見ていない(?!)からなのです。先日のドレスの話と同様、会場もここ一箇所しか回ってない私たち…まさに直感勝負!(大丈夫かー??)

 

新神戸から程近い高台にあるこの会場、仕事の都合上見学にいけるのが土日に限定される彼は、結婚式が実際にとり行われてしまっているのでなかなか詳細を見ることが出来ず。比べて平日でも仕事終わりでさくっと見にいける私は、予約金も一人で支払いに行き、担当の方にフェアのことを教えてもらって予約したわけです。夜景もきれいで、おいしいお茶をいただけるのでここに打ち合わせにいくの大好きなんだなー★

 

GWの真っ只中、こんないいお天気の日になぜフェア?と思いきや、この日は仏滅…なるほどね。うまいスケジュールの組み方だなーなんて感心。モデルさんの模擬挙式も行われたり、3つあるお部屋もすべてテーブルも含めてコーディネートされてたりとイメージをつかむのに役立ちました。生演奏もきけて、あまり「演出」みたいなのが苦手な私たちにとってはかなり心が動かされたり。


実際にもデザートビュッフェタイムが設けられているので、その予行演習としてプチ・フールが振舞われたり、ライチ・マンゴ・ヨーグルト・青汁アップル(!)ジュース・コーヒー・紅茶と多彩なドリンクメニューでおなかも満たされ、なかなか楽しかったです。神戸の景色一望で、六甲の緑もきらきらしてて…気分はリゾート♪フェアということも忘れそうなくらいでした。


でもねー、なんか来ていたカップルの皆さん、みんな初々しいの。車でお出かけしたんですが、細い坂を上るんですね、会場までは。で、歩いている人たちにダーが間違ってクラクションなんか鳴らしちゃうもんだからおびえた目で見られるし…うう、怖い人たちみたいじゃないのー。まあ、年齢もアダルトな二人なんで勘弁してください。ごめんねー(今謝ってもしょうがないんだけど)。

ロビーのお花

これはロビーに飾っていたお花。これがミラーテーブルの上に1ダースほど並んでました。私の好きな芍薬♪

運命のドレス?!

GW4日目、初めてウェディングドレスの試着に行ってきました!
そして初試着だというのに、もう決めてしまいそうです。


式にはあんまり夢とかなかった私ですが、ドレスにはこだわりがありました。それは学生時代、旅行で訪れたイタリアでのこと。


コモ湖畔をたずねた私は、あいにく日曜でほとんどがクローズしているお店のウィンドウを写真に収めていました。イタリアらしい、かわいいお店が多くて絵になることこの上なし…と機嫌よくシャッターを切りながら、ふと目にとまったあるお店のウィンドウに釘付けになったのです。


見るからに上質で肉厚なシルクの、上品な光沢。
装飾のほとんどない、シンプルなかたち。
ボディに着せているだけでも分かる、カッティングの美しさ。


それはウェディングドレスのお店でした。「もし、いつか結婚するなら、あんなドレスが着たい!」私の頭にはそのドレスが強烈にインプット。そして何年も時が過ぎ、そのことは忘れていたのにいざ自分がドレスを探し始めると、その時の映像がフラッシュバックしたのです。でも、さまざまなカタログやHPを眺めても、ふわーとか、ひらーとか、おはなーとかしていて、あの「イタリアのドレス」にはなかなかお目にかかれなくて。


そんな時、家の近くのあるサロンを見つけました。気に入った型をサロンで見て、NYにオーダーする、という手法をとっていて、そのドレスの写真を見たとき、「これだ!」とひらめきが!


早速アポイントをいれ見に行くと、あのイタリアのドレスのような、あまり他では見ないシンプルだけど上質な素材のドレスが並んでる!何着か試着をし、とりあえず帰ってきましたが、心はほとんど決まってしまったかも。だって、ほかのお店に行くの、徒労に終わりそうなんだもん…試着はそりゃ楽しいけど、正直結構疲れるし、腰だって痛くなるんだよね。。。


また、私はいわゆる「色ドレス」にはまったく興味がなく、本当に気に入ったドレスを一日中ずっと着ていたいな…とも思っていて、その考えにオーナーが共感してくれ、かなり意気投合。オーナーは上品な女性で、たたずまいや、信頼してお任せできそうな姿勢など、彼女の人柄に惹かれたことも一因です。


後は絞り込んだドレスをダーにみてもらって決定しようかと思ってます。結婚準備のメインキャストであるドレス選びだけど、こんなにあっさりしてていいのかしらん?いいよね…。


初ドレス

写真を載せたかったけど、カメラマンのママりんがダメダメで…まともに写ってないの(泣)唯一撮れてたドレスの後姿、くるみボタンがかわいい♪

北欧ラブ♪

著者: Charlotte Fiell, Peter Fiell
タイトル: Scandinavian Design

一日中雨降りだった上、ダーと会うつもりがお仕事でキャンセルになったので一歩も外に出ず。


昨日の記事 で書いたようにロイヤルコペンの食器を見て、ついでにハービスエントのイルムス にも立ち寄ったおかげで、頭の中がすっかり「北欧」に染まってしまった私。シンプル・モダン・ミニマムなだけでなく、どこか温かみのある北欧テイストに心引かれ、ひたすら今日は好きなインテリア本&デザイン本を眺め続けました。


これは、そんな私のバイブルともいえる本です。かなり分厚く、持っていると疲れるのでどこかに置いてしか見られないけど、表紙のマリメッコのテキスタイルパターンからしてかっこいい。黒と茶という渋い組み合わせに白のアクセントが効いていて、さらにこのタイトルの文字色オレンジ!うーん、とうなる配色です。飾っておくだけでもサマになる!


揃えようと思っているイッタラのグラスをはじめ、アラビア(ティーマ・エゴ)なんかの食器や、なぜか異常に椅子好きな私の目を楽しませる家具たちを見ているともう、幸せな気分。昔からアンティークの家具も好きで少しずつ集めたりしていたのですが、こういった古いものと合わせてもぴったりはまるデザインはすごい!物欲炸裂です。


しかし頭の中で新居のインテリアをイメージしつつ、こんなの見てるとだめですねー。いったいいくらかかるんだよって感じ…。でも少しずつ気に入ったものを集めて行くのもこれからの楽しみ、ってことでよしとしようっと。

タイガー&フラワー

GW2日目、梅田に行ってきました。今日は、食器を見るのが目的。いきつけの輸入食器屋さんがセールをしているので、ママに誘われたのです。どうせそろえないといけないし、いい機会だから…ということで。


もともと食器好きの私、結婚に当たって初めからそんなに高価な食器は要らないな、と思っていたんですが見ちゃうとダメですね。欲しかったロイヤルコペンハーゲンの「メガフルーテッド」シリーズに目が釘付け。有名なブルーフルーテッドのモチーフの一部を拡大してあしらったもので、モダンなイメージ。漆器や和食器と合わせてもおしゃれだし…ってことでプレートとカップ(湯のみみたいな形)、それとブルーフルーテッド・ジャパニーズシリーズのボールをお買い上げしてしまいました…、ああ、節約モードのはずなのにい。。。

メガフルーテッド・プレート

その後、ハービスエントへ。疲れたのでタカトラ でお茶。7Fにあるんですが、行き方が難しい。私は間違えてXEXのほうに行っちゃった。四季劇場の方へ行くと、すぐみつかります。この立地のせいか、他は込んでるのに空いてました。ここは芦屋が本店の(こればっかり…)シュークリームのお店です。が、ハービス店ではディナーもいただけるらしい。(5000円からでいいお値段しました)


タカトラだけに「トラ」モチーフで統一された店内。入り口の、待合に並ぶのも豹(トラ?)柄の椅子。で、カップもトラ。私のカップは黒地にトラ、ママのは完全全面トラ柄。サファリジャケットを着たママとトラカップ、はまりすぎ…。

タカトラ・カップ

お茶は、Haas&Haas というウィーンのものを使っていて、茶葉を少しずつビンに入れたものを選ぶ際に持ってきてくれます。私は「ウェディング・ベル」(ベタだなー、でも、ローズヒップが入ったのが飲みたかったの。)というフルーツ・ティーを飲みました。さっぱりしていて、ベリー系の甘酸っぱさとハイビスカスのかすかな苦味も感じられるおいしいお茶でした。

タカトラ・ライト


店内は大きなガラス張りの窓の外に梅田の景色が広がっていて、なかなか開放的なつくり。高い天井から下がる、ぶどうのような照明も凝っていました。観劇前のドラマティックな気分を盛り上げるのによいかもしれません。

定番ペディキュア

ぺディ・ロッソ

今日は暑くて、まるで夏のようでした。こう気温が上がってくると断然素脚にサンダル!私は、あの、いわゆるナチュラル・ストッキング、というものが嫌いな人種です。許せてデニール数低めのグレー、紺、黒、こげ茶のストッキング。冬はタイツ(網タイツ度高し)、そのほかは素脚。


冷え性のくせに、よっぽど寒いとき以外は家でも素足なせいか、ペディキュアは冬でも結構塗っているほう。ましてや夏は必須!サンダル履くのに爪に何も塗らないのは、恥ずかしく感じてしまいます。(塗れていない時はパンプス履きます)


手もそうなのですが、アートもあんまりしないので、どっちかというと好みはコンサバ寄り。脚の定番はなんといっても赤!好きなのは、少しパールの入った、ダークルビー系の赤。だいたいこういった色の品揃えはシャネルが一番かも、はげにくいし。ちなみに次の定番、血豆色もシャネルの18番を長年指名買い。なかなか好みの赤がシャネル以外に見つけにくかったのですが、刷毛と液の質が気に入っているOPIでやっと定番に出来る色にめぐり合いました。「I'm not really a waitress」という名の赤、H08番。


OPIはネーミングが結構ひねりがあって面白い。H08番は、アメリカで一番人気の赤らしく、確かに正当派・アメリカングラマーの脚元を飾っていそうなお色です。私も、脚だけでも少しくらい色気がないとね…。

メゾン アンリ・シャルパンティエ

メゾン・アンリ

行ってきました、メゾン アンリ・シャルパンティエ!(通称:アンリ)アンリといえば関西圏では知らない人はいないスイーツショップ。ここのだと、まあ外れはないっていう老舗・安心のお店です。本店は芦屋。それで、発祥のこの地に作っちゃったのがこれ。


オープン前から気にはなってたんですよ…なんかえらいゴージャスな建物、何だろ?って。で、通り過ぎるたびにチラッと見ては、あまりの人の多さにあきらめていました。だって、平日なのに、並んでるんだもん。


中は「邸宅」をイメージしていて、シャンデリアの揺らめくラグジュアリーな空間。

アンリ・シャンデリア

一見の価値アリ!お店の前には「ワラス」とかいう黒塗りの給水泉(噴水みたいなもの)もあったり。確かにお茶すると、ものすごく高くつきますが…(下手するとちょっとこじゃれたランチぐらい余裕でいきます)。ここでしか買えないスイーツもあるみたい。


今日はおみやげに4月限定ベリーのロールケーキを買ってみました。

ベリーロール

あー、さっき食べたのに、また食べてしまいそう…。


でもね、今はもうなくなっちゃった、あの御影のアンリのサロン・ド・テの雰囲気のほうが好きだったなあ…。あそこに流れる、なんともいえないゆったりした、優雅で落ち着いた空気がなつかしい。。。

車とわたし

ニュー3シリーズ

これ、先週末に試乗に行ってきた新しいBMW3シリーズ のセダンです。うーん、、欲しくなっちゃった。。。顔がね、前の3シリーズ(ちょっと目の感じがキライだった)よりいい!シャープになった感じ。ワシ?とか鷹?みたいな目。横のラインとかもかなり好み。きびきびよく走るし。


私はほぼ毎日車に乗る生活です。メインでお仕事してるところまでは徒歩通勤、それ以外はほとんど車移動(って運動不足になっちゃうんですが…いやもうなってる?!)。車に乗るのは大好きで、運転もぜんぜん苦にならない!車の中でひとりになれる時間が好きなんです。


免許を18で取って、1週間で無謀にも土曜日の六甲山に行ったくらい(とはいっても、走り屋さんしにいったわけではないですよー、たくさん追い抜かされましたが)。嫌なことがあるとすぐ車を出して、あてもなく車を走らせてるとだんだん落ち着いてくるんです。


ずっとママや妹と兼用で使っていましたが、私の使用頻度にクレームが来て、、とうとう自分用に買ったのが4年前。初めての大きいお買い物でした。それが今乗ってるBMWのtiというコンパクトカー。ふしぎですね、親の車の時は天井以外すべて!と言われるくらいこすりましたが、この子は無傷。


まだまだデザインも気に入ってるし、何より自分で買った車なので愛着があり、乗り続けるつもりではいたんですが…2ドアなんだよね、しかもハンドルがすばらしく重い!新しい車に試乗すると「あー」って思っちゃいます。


そんな大きな支出、今できないのはやまやまですがいつか欲しいなあ、こいつの黒あたりを。4ドアのセダンなんて保守的過ぎって思っていたけど、、、これならいいかも。ダーはもっと大きいやつ欲しがってるけど、車なんてやっぱり取り回しやすいのが一番!実用性でも見た目もなかなかいけてるNEW3シリーズでした。

JR事故に思う

JR福知山線の事故、衝撃を受けました。あの場所は私が仕事でよく行く、ある大学の近く。あまりになじみがある場所だけにテレビの映像を見て凍りつくばかりでした。取引先の人は5両目に乗っていて、つり革に思い切りつかまっていたため、奇跡的に無傷で無事だったそうです。

幸い、私の家族・友人の誰も事故には巻き込まれずにすみましたが、怪我をされた方、また亡くなられた方を思うと胸が痛みます。事故には原因があり、その結果はいつも心が痛むものばかりです。このようなことが今後起こらないよう、願ってやみません。

母になるということ

宮川にて

週末、愛媛からだんな様の転勤でカムバックしてきた友人、Mちゃんと芦屋・宮川沿いの神戸屋でランチ。


ここは、ただの神戸屋じゃないんですよー。ほかの神戸屋となんかメニューが微妙に違うの。ファミレス(失礼!)と呼ぶのには惜しいくらいけっこうおいしい。特にパン。パン一皿オーダーしたら後は焼き立てが食べ放題!「お一人様ひとつでお願いします」みたいなこと書いてるけど、私は1グループで1つしか頼んだことありません・・・ごめんなさい。


窓際の席に通され、ぼーっと彼女を待っているとなんかすっかり初夏モード。緑があざやかでお天気もよくって・・・車じゃなかったらビール飲みたい気分でした。(写真は通り過ぎたクラシックカー。土地柄こういう車をしょっちゅう見かけます)


そこへ彼女が登場。なんで神戸屋にしたかというと、彼女がベビー連れだからなのでした!ちょうど去年の暮れ、元気な男の子誕生のニュースを聞き、それから4ヶ月。やっとのことでご対面です。ん?4ヶ月だよね?大きいぞ・・・なんと8キロあるらしい。首が据わるかどうかくらいなのに。それにしても赤ちゃんを抱く彼女・・・全然違和感ナシ。


だって、Mちゃんといえばいつもスーツかドレッシーなワンピースにハイヒール。細くて顔もちっちゃくてメイクもしっかり・・・ママとは対極のイメージの人だったからです。結婚して5年だけど、結婚してるようにも見えないくらい。だから彼女と赤ちゃんていうのは一番想像しにくい取り合わせでした。


でも、彼女はしっかり「母」でした。メイクは変わらないけど、ジーンズにピンクのニット、そしてぺたんこの靴!細い体には確かにちょっと重そうだったけど、赤ちゃんをあやす姿も様になっているのです。母乳で育ててるって言ってたので、彼女の栄養は全部ベビーに行っちゃってるのかもしれません。


私は10年女子校で過ごしました。Mちゃんを中学以来よーく知っています。あの彼女がこうして母になっている・・・ということは感慨深いものでした。周りのなかよしグループはまだまだ独身が多いので、年齢の割りにこうしたことを感じるのが少し遅いのかもしれないけど、月日が確実に流れてるんだなーと改めて感じました。スッピンでまだあどけなかったあの頃のMちゃんを思い出し、ちょっと目頭が熱くなってしまったくらいです。


あの子はどんな子になるんだろう?中学生になり、高校生になって、あの頃の私たちのように誰かを好きになったり、友達とけんかしたり、はたまた徹夜で語ったりするようになるのかな?そう思うと人間って、命ってくりかえすのだと、ずっと続いていくんだという事実に気づかされます。最近、結婚することになって、親の有難さを感じるとともに、次は私の番なんだと身が引き締まる思いがしていたのでなおさらに。


いつか私も自分の子を抱くことが出来たら、もっとはっきりそれを感じることが出来るのかもしれません。