今日(正確には昨日の日付)、友達に誘われて枡野さん辰巳さん のトークショーを聴いてきた。
タイトルは「もういちど愛について」と言うものだった。
事前に、トラックバックされた短歌をおふたりが選んで、愛について語るというものだ。

17時の開演を少し押して話は始まった。
しかし、イメージしていた雰囲気とはちょっと違った。
勝手にイメージをしていたのだから仕方が無いといってしまえばそうなのかもしれないけれど、何となくだるい話し方と言うか、気だるそうな雰囲気に、ちょっと興ざめした部分は否めない。
トークショーって、こんな雰囲気なんだっけ?と正直思ってしまった。
これなら、聞きに来た人との意見交換みたいな感じにして欲しかったなぁ~と勝手なことを思ったりもしたのである。

でも、辰巳さんが選んだ歌を朗読してくださったの辰巳さんのイベント告知の話しはとても興味深かった。
傷ついても、どんなに嫌な想いをしても乗り越えるためには、書くこと・表現することでしか越えられない何かがあると言う話には心惹かれた。
それと、人からなんだかんだ言われて落ち込むくらいならスターにはなれないって言う話にはめちゃ共感。
悩みながらも、自分のスタイルを確立してゆく何かがないと何事も大成しないよね。

そうそう、枡野さんが「別れた相手のことを思い出せなくなっているけれど、どうでも良い事を思い出したりする瞬間がある」と言っていた。
その言葉を聞いて、帰りの電車の中でこんな歌を作ってみた。

ふりそそぐ夏の終わりはやわらかく新幹線に乗ろうときめた
両肩のずんとくぼんだ鎖骨には右目の欠けたにひきの金魚
たわいないこと想いだすまひるまはつんととんがった鎖骨恋しい

そして、枡野さんがブログに雑談とかもトラックバックして欲しいと言っていたので、これを手始めにトラックバックしてみようと思うのでありました。

簡単ですが、イベント報告とさせていただきます。