完走おめでとう!
如月初香 さん
82 「太陽に罠をしかけて美しい六月もいちど呼び戻したい」
美しい六月に惹かれました。太陽にどんな罠を仕掛けて六月を呼び戻すのか知りたいですね。
73 「ぐっすりと眠るねこに寄りゆきて三角定規で額を測る」
猫のような額。狭いことのたとえをユーモラスに書いていて面白いです。
返歌「太陽に罠をしかけるねこありて眠りに落ちる6月の少女」
ももか さん
84 「落葉松の林に入ればあしもとのちいさな草に揺れつつ光」
草に揺れるひかりってすきなんですよ。一瞬の感じを捉えている気がしました。
62 「夏風邪をながながと身に添わせたる長身の彼のひとの爪など」
ちょっと立ち止まって考えちゃう歌ですね。でも、面白いです。
返歌「夏風邪に吹かれながなが松林ひかりゆれるは熱に浮かされ」
美濃和哥 さん
77 「櫛だけは拾ったらあかんよそのひとの業がひっついとるからねえ」
そのなんまなんだけれど、言い方が良いですね。
70 「ブロック塀を曲がればキリンが駆け抜けていったような昼の陽盛り」
この結句、「昼の陽盛り」って昼=陽盛りだと思うんだけど、それまでの流れが良いですね。こういう比喩の仕方好きです。
返歌「櫛を挿すキリンが登るブロック塀 業をひとふり冬の陽盛り」
以上です。
如月初香 さん
82 「太陽に罠をしかけて美しい六月もいちど呼び戻したい」
美しい六月に惹かれました。太陽にどんな罠を仕掛けて六月を呼び戻すのか知りたいですね。
73 「ぐっすりと眠るねこに寄りゆきて三角定規で額を測る」
猫のような額。狭いことのたとえをユーモラスに書いていて面白いです。
返歌「太陽に罠をしかけるねこありて眠りに落ちる6月の少女」
ももか さん
84 「落葉松の林に入ればあしもとのちいさな草に揺れつつ光」
草に揺れるひかりってすきなんですよ。一瞬の感じを捉えている気がしました。
62 「夏風邪をながながと身に添わせたる長身の彼のひとの爪など」
ちょっと立ち止まって考えちゃう歌ですね。でも、面白いです。
返歌「夏風邪に吹かれながなが松林ひかりゆれるは熱に浮かされ」
美濃和哥 さん
77 「櫛だけは拾ったらあかんよそのひとの業がひっついとるからねえ」
そのなんまなんだけれど、言い方が良いですね。
70 「ブロック塀を曲がればキリンが駆け抜けていったような昼の陽盛り」
この結句、「昼の陽盛り」って昼=陽盛りだと思うんだけど、それまでの流れが良いですね。こういう比喩の仕方好きです。
返歌「櫛を挿すキリンが登るブロック塀 業をひとふり冬の陽盛り」
以上です。