今日、窓口に座ってて、たまたま呼んだお客さんがおばーちゃんだった。

初めて見るおばーちゃん。

出金伝票と通帳を出したんだけど、手には印鑑も。

伝票に押してないな~って思ったら、どうやら手に障害があるかんじ。

そうでなくても、お年寄りのお客さんは手が震えてうまく押せない人とか、力が足りなくて・・って人が多いから、私が代わりに押すことって結構多いんだけど。

で、今日も印鑑を出されたから、こっちで押そうって思って用意したら、おばーちゃんがね・・


「私ね、交通事故で神経やられちゃって、手がこんな風なの。(指が全部曲がってる感じだったような・・)だから印鑑押せないんだけど、気持ち悪がらないでね


って言ったのです。

気持ち悪いとか、なんにも思わなかったんだけど、そのおばーちゃんの言葉にショックを受けた。

今までそういう偏見の目で見られたり、言葉を吐かれたりしたのかな・・って思って。


私は「そんなこと思わないですよ。うちの義父も半身が動かないんですよ、病気で。言葉もうまく発せられないし。でも、元気ならそれが一番ですよ」って、言ったんだけどね。


そしたらおばーちゃんはホッとしたのか?わからないけど、ずーっと私に話しかけてくれた。

結局印鑑が違ってて、引き出しはできなかったんだけど・・・。


窓口って結構黙々と仕事するってかんじだから、話しかけてくれるお客さんが来てくれるととっても嬉しい♪

おばーちゃん、今度また来てくれるといいなぁ。