昨日(2017/07/20)木曜日は、久しぶりに予定の入っていない休業日でした。
ここ最近、車の買い替え(もちろん中古車)・頚椎症の通院・大腸検査後のトラブル、などで、木曜日は忙しいことが多かったのです。
そこで、妻と相談して、この日はドライブに行くことにしていました。予め行き先もきめて、当日が来るのを楽しみにしておりました。通常、ウチは行き当たりばったりなので、予定を入れて行楽するっていうのは、とーっても珍しいことです。
最後にドライブしたのが、今年の二月(茨城県)だったので、長距離ドライブは五ヶ月ぶりくらいですね(墓参りを除く)。7/8に納車されたイモムシ号(いや、カナブン号かな? まだ愛称は正式決定してませんです)になってから、初めての長距離ドライブです。
朝9時前、横浜を出発します。
↑ アクアトンネルを通って、うみほたるへ。トイレ休憩。対岸は、羽田空港です。
↑ 橋を渡って、千葉県へと入ります。
最初の行き先は、ここ。濃溝の滝です。季節(3,4,9,10月)と時刻(午前中)を選ぶと、水に写った光の部分が、横向きハート型になるのだそうです。
無料駐車場から、徒歩451歩(←みょーに端数がリアル?)で、滝(洞穴)に着きます。
↑ わたしたちが行ったのは、七月なので横向きハートの左側(尖っているところ)がありませんでした。
↑ 帰りは、木道を通って駐車場まで戻ります。この木道周囲は、夜になると、ホタルが飛ぶのだそうです。
次の目的地は、こちら。大山千枚田です。えーと、こちらもですね、夕方行くと景色がきれいなのだそうです。あいにく、正午近くに到着しちゃったので、郷愁をさそう雰囲気ではありませんでした。
無料駐車場に車をとめて、観光用に整備された棚田を、見学します。
実は、他の場所にも、棚田が広がっています。でもそちらは、草ぼうぼうで、あまり棚田感(笑)がありませんです。観光用のところは、棚田がはっきりとわかるようになっています。
扇状にひろがる棚田の、真ん中一番上から見下ろした写真です↑。
↑ 真ん中一番上から、左方面(屋根がちょっと見えているあたりが、駐車場)をみたところ。
千枚田の谷をはさんだ、向こうの山(愛宕山)には、航空自衛隊の峯岡山分屯基地のレーダードームが見えました。
次の写真と、その次。虫が写っています。クワガタムシとカブトムシです。
虫が苦手の方、どうぞスルーしてくださいまし。
旧棚田カフェ(今は別の場所に移転)の木にとまっていた、ノコギリクワガタ(たぶん)。
同じ木にとまっていた、カブトムシ。
小学生くらいのお子様がみたら、大喜びでしょうねー。
濃溝の滝も大山千枚田も、最近観光地として整備されてきたところです。
お客さんを呼ぼうと、一生懸命になっている姿勢が感じられました。
がんばれー、応援しているぞー。
大山千枚田を後にし、山(と言っても、房総半島だから、標高200mとか300mとかそれくらい)を下ります。
ついたところは、
↑ やたら南国風な雰囲気を醸し出している海っぺた、富津岬であります。この無料駐車場のそばのお店で、ちょっと遅め(午後2時半くらい)の昼食をとりました。
↑ わたしは、あさりご飯セット。なにがセットかというと、半ラーメンがついておるのでした・・・量が多かったです。
↓ 妻は、サンガ定食。サンガとは、漁師のつくる「なめろう」を貝殻に入れて焼いたもの、です。じゃ、「なめろう」はというと、アジなどの魚を味噌と叩いたものです。(農林水産省のページをご参照ください)。
サンガやなめろうは、房総のあちこちで見かけます。千葉市内の、野呂パーキングエリアでも見たなあ。
千葉県の真ん中あたりで、東京湾に突き出しているのが「富津岬」です。千葉のゆるキャラ「チーバ君」ですと、オナカ(おへそ?)に相当する場所です。
↑ 房総半島方面(東)を見たところ。
↓ 東京湾方面(西)を見たところ。
対岸の神奈川県(横須賀市あたり)との間には、第一海堡・第二海堡・猿島が浮かんでいます。
↑ 北の方(東京湾の奥方面)には、朝通ったアクアラインの橋と人工島のうみほたるが、水平線ぎりぎりに見えました。
↑ マリンスポーツが、盛んな場所のようです。ウインドサーフィン、水上バイク(と水上スキー)、パラセーリングなどを楽しんでいる人たちが、たくさんいました。
岬の先端の売店に、ニャンコがおりました(*^^*)。
富津岬の根っこの方に行きますと、富津元洲砲台跡があります。現地にあった看板によりますと、明治14年ころから作られた砲台です。五稜郭や四稜郭(どちらも函館市)と、同じ様式の建築です。そういわれると、この砲台跡は、二稜郭とでもいえそうな外形をしています。
↑ 全周を濠に囲まれており、橋を渡って入ります。
西の端にある展望台から、南東方面を見たところ。お堀と海とそのさきの房総半島が、見えます。
↑ 古い遺構がありましたが、具体的にどんな用途のものなのかは、わかりませんでした。
砲台跡の上から、沖をいく護衛艦がみえました。船体番号を拡大してみたところ、掃海母艦「うらが」のようでした。背後の灯台は、観音崎(たぶん)と思われます ↓。
食事をとったこともあり、富津岬に長居しすぎました。午後四時過ぎに、帰路につきました。
平日はアクアラインの渋滞もなく、一時間半かからずに横浜に帰れました。
なお、走行中の写真は、すべて助手席の妻が撮影しております。安全第一。