主人の仕事は土木現場の現場監督
私が現場事務で働いていた20年以上前なんて、トンネル工事は女人禁制で、まぁ私は事務職だったから現場に足を踏み入れることさえなかった時代だけど、、、
時代は変わりましたね
今は、女性も監督業をしてるとか
昔は、事務員の女の子に決まった更衣室も無く、(仮設)トイレも男性職員や下請け業者の方々と一緒(苦笑)
不便はありましたが、紅一点ということで、皆さん優しく、可愛がってもらいました
事務職以外にも、トイレ掃除に作業服(ツナギ)の洗濯、とにかくありとあらゆる雑務をこなし、目の回るような忙しさ。
「ママの一生懸命働く姿に、パパはきっと騙されたんだ」と、私の外面をよく分かってる子ども達には言われますが。。。
九州のとある現場で奮闘されてる女性職員が、NHKの番組で取り上げられ、入院中の主人に頼まれ録画
退院したら一緒に観ようと思ってたけど、今日…病院に来る前に、一人で観ました
【画像は勝手にお借りしました】
主人と結婚するまでの数年間、私も現場の活気溢れる雰囲気は体感してたはずなのに、専業主婦になり、子どもが産まれると、優先順位が主人より子ども………。
あれよあれよと月日は流れ、いつのまにか、主人は外でお金を稼いでくる人、私は子育てに奮闘…ってなっていて
主人にとっての仕事は、ただお金(生活費)を貰う為のものではなく、やりがいとか達成感とか、生きる証みたいなものなんだと、この番組を観て、その女性職員の方の言葉を聞いて、途中から涙が出てきました
基本…治療最優先ですが、抗がん剤治療の合間、退院したらすぐに仕事へ行く主人のこと、頑張ってる…じゃなく、ちょっと不信感...。
「家族より現場の人達の方がいいのね」なんて思ってたことも。
番組を観て、20年前を思い出して…「治療の合間なんかじゃなく、絶対にあの場所(現場)に戻してあげたい」
思いきり、生き生きと生活させてあげたい
心から思いました。
番組に出ていた所長のNさん、主人が新人時代にお世話になった方、今でも慕ってる人です。
年賀状の一筆「家族を大切にしろよ」と書かれてたこともあったなぁ~なんて思い出したり
今日は、4回目の抗がん剤
効果が出ますように…お願いします