アイスバケツチャレンジなどで、ALSの病気を知っている人は多いと思う。
でも、それって動けない人。ぐらいかもしれない。
そんなALSの方々を取材し、撮影しつづけた写真家の武本花奈さん。
普通の写真とはちょっと違う。
おどろどろしたドキュメンタリータッチでもなく、悲壮感を伝えるものでもなく、
患者の光を映し出している。
彼らは、病状がすすむと自発呼吸もできなくなる。すると気管を切開しないといけなくなります。
それは、顔の表情すら動かすことができなくなるALSの患者にとっては、コミュニケーションをなくすこと。
でも、それを拒否することは、ゆっくりゆっくりと死を迎えることと同意語だ。
そんな、状況の中でも写真を撮らせてくれる彼らは、いったい何を伝えようとしているのか。
視線入力などでつづったメッセージと武本花奈さんの写真から、私はたくさんのことを学ぶことができました。
予約開始とともにAmazonでは、ノンフィクションランキング1位、その他思想・社会1位、ベストセラー1位を
17日から19日までいただきました。ありがとうございます。
これからも生きていくーーTHIS IS ALS 難病ALS患者からのメッセージ
ALSだけじゃない、難病の方々すべての言葉でもあります。
一日でも早く、治療薬の開発が進むことを祈っております。