「第79回桜花賞」~単勝1番人気馬の歴史ダノンファンタジー~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 さて、「大ハC」をオープンコンテンツにしたタイミングで、次の記事をオープン投稿すると、どうなるかは心配であるが(や~めた。)、そんなに「新元号の号外」が欲しいのか?金になるのか?世界でも最も早く令和グッズを制作したのが、地元の企業である事は、関西人としては判らぬ訳では無いが、ローカリズムの、いや、もういいか。
 予測として、4連勝の栗東所属馬ダノンファンタジー(以後Dとする)の集票力が、これにメイクデビューで、土をつけた美浦所属馬グランアレグロア(以後Gとする)よりも高くなるのは解る。「輸送」の問題が、そんなに大きいとは思わないが、結果として、そこに原因をナスりつけねばならない結果も多くあるのが日本の東西2系統競馬である。
 計時や指数などにも信頼出来る部分は全くないが、データとして数値が残るのは、そこしかないのも現実ではある。そういう意味で、の2歳時と3歳トライアルの阪神マイルの時計が同値(1.34.1)である点に不安点は無いのか?

 昨年のラッキーライラックは、JFが1.34.3でTRは1.33.4であった。それ以上に1着馬の能力が桁違いだったことになる。まぁ、辻褄があるデータばかりでは無いからギャンブルとしての違法性の排斥が成立する訳なので、例えばハーブスターの計時はJF1.33.9でTRが1.34.3であった。しかし本番では1.33.3で走破した歴史もある。
 つまり、同場同距離の計時であっても、様々な意味の無い因子(展開・ペース・馬場差や勝負気配など)によって大きく左右されることもあるし、ないこともあり、その結果、全く信頼に値しないものである事の証左である。いちいち、計時は示さないが、アパパネも、ハーブスターの群に入る。

 兎に角、今年の「桜花賞」は、昨年1憶円G1となって2度目のクラシックとして、施行され、それは「平成桜花賞」31年の歴史に幕を引いて「令和桜花賞」に繋げておかねばならない。その為にTRにG2を2番組用意したものとも考えられる。昭和最後の桜花賞馬は河内騎乗のアラホウトクで単勝1番人気馬は美穂所属のスカーレットリボンは12着惨敗であったが、この2頭は同じG2TRの1、2着馬であるし、2着馬シヨノロマンが加算した「チューリップ賞」はG3どころかオープンだった頃の話である。結果として(栗)庄野厩舎のドンブリ馬券を河内-武豊ラインで構築したことになる。ちなみに3着馬は関東馬で東京代替の「第2回フラワーC」1着馬であった。(馬柱いる?)