『えーー。
ただ今ご紹介に与りました・・・』
これは・・・。
結婚式でよく聞かれるスピーチ
そして・・・
主人がおおせつかった
新郎側の主賓挨拶の冒頭
本番に向け・・・。
プレッシャーと闘いながら
家の中で何度も何度も
呟くように練習を繰り返していた主人
そんな主人が考えた
挨拶文の全内容を
本番二日前に入手したちょーchan
(↑ 主人のベッドでカンペ発見)
当然・・・。
見るよねぇ~( ´艸`)
そして・・・。
その中で見つけた
驚愕内容がこちら ↓
夫婦円満の5つの秘訣
(↑ すべてパクリと思われる)
いくつになってもお互いを下の名前で呼び合う
お互いを尊敬・尊重しあう
時には喧嘩してガス抜きを
「おはよう」と「おやすみ」は欠かさずに
お互い見つめ合うのではなく
同じ方向を向いていくことが大切
・・・って
なんじゃこりゃ?
ヽ((◎д◎ ))ゝ
思わず声に出して
一人ツッコミしていたちょーchan
だって・・・。
お互いを・・・
「おとうさん」
「おかあさん」
・・・と呼び合う時点でアウトでしょ
(↑ しかも・・・他の項目もほぼアウト)
もちろん・・・。
これを見た次女には・・・
「まったく違うやん」
・・・ と鋭く突っ込まれ
呆れた私には・・・
「どんな顔して言うん」
・・・と嫌味を言われ、苦笑する主人
肝心の本番では・・・。
主人 「完璧や みんな“うんうん”って頷いて
聞いてくれてた」
・・・ようだけど
実際・・・
口先だけの言葉が
新郎新婦の心に
どれだけ響いたのかは疑問よね
・・・っていうか
夫婦円満の5つの秘訣を
すべて実行している夫婦って・・・
いるの?(-。-;)
(そりゃいるでしょ )
おまけ
心に響くといえば・・・。
私は・・・
私が結婚する時
友人からメッセージとしていただいた
この詩がグッときたんだけどな~
(主人には伝えたけど却下されたのよ)
~祝婚歌~
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
~吉野弘~
※ 『祝婚歌』は吉野弘さんが姪御さんの結婚式に、
送られたものだそうです。
著作権は、吉野さんご自身にあるのですが
吉野さんはこの詩に関して。。。
「民謡のようなもの。
作者の名前がなくても
作品を喜んでくれれば・・・。
著作権には問題がない。」
という寛大なお考え。。。
そのご好意に甘え、全文掲載させていただきました。