佐世保で昨晩起こった乱射事件は、背筋が寒くなるほど恐怖心を感じました。
背中に2本の散弾銃をかけ、手に持った銃を手当たりしだいに人に向けて乱射する。
悲鳴を上げて逃げ惑う人たちを、容赦なく撃ちまくる犯人。
事件に遭遇した目撃者によると、そのいでたちは迷彩色の衣服に黒の目だし帽に
ヘルメットを被った大柄の男だったと言います。
まるで映画の中の銀行強盗犯のような、想像しただけでも不気味な様相です。
今朝犯人と思われる37歳の男が、近隣の教会で死亡した状態で発見されました。
その一報が入った事で、昨晩から安眠を虐げられていた近隣の住民の方々は
ひとまず犯人の身柄が確保された事に、胸を撫で下ろしている事でしょう。
同時にこんな事件が身近で起きていいものかと、疑問と怒りの気持ちが
押し寄せているのではないでしょうか。
この男を知る回りの人達は、最近男の様子がおかしい事に気付いていたそうです。
そして男が散弾銃を所持している事に危機感をつのらせ、警察に相談を持ちかけていた話も。
もしこれが事実であれば、男から出ていた異常なサインを察知した人がいるにもかかわらず
その通報の重大性を見過ごし放置していた事は、かなり大きな問題です。
銃の所持の許可が、どういう申請でどういう審査で通るものなのかは知りませんが
心の病を抱えた人が増えている現代に、その申請許可は妥当な物なのか。
こんな恐ろしい事件が起きると、銃所持許可法の見直し、改善が必要だし
今現在持つことが許可されている人を、一人一人をチェックし直してくれ!
本気で言いたいですよ。