続・ヘンタイと芸術 再び | nobodyの冒険

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わかってくれる人、きっといるはずさっ

このテーマについて今までさんざん考えてきた私が

たどり着いた結論。

 

エロと芸術の境界線はない。

あるのは個々人の感じ方の違いだけ。

 

だってさ。

昔のオレがオカズにしていた写真集なんか及びもつかないぐらい

濃厚にエロい写真が、

都会の真ん中のギャラリーに堂々と展示してあって、

紳士淑女の皆様が優雅に談笑されているんですもの。

 

カルチャーショックとはこういうことか、と

その光景を見た私は思ったもんですよ。

そこに境界線を引くことがいかに愚かでムダなことかと。

 

まぁあえて言うなら、

AVとかポルノ写真みたいに直接過ぎるエロじゃなくて、

もっと心の奥底のエロスを刺激するのが芸術なんですかね。

その辺も感じ方に大きな個人差があるのでしょうけど。

 

例の会田誠さんの作品にも、

そういう「心の奥底のエロス刺激系」の作品が

たくさんありますよね。

「巨大フジ隊員」とか「犬シリーズ」とか。

むしろ、表面取り繕った人の心にねじ込んで

ヘンタイ心を揺さぶってやろう、と思って

描いているんじゃないかとさえ、私には思えます。

それで大いに結構じゃないですか。

人の心を揺さぶるのが芸術なんだから。

 

あのような作品が芸術かどうかなんて

いくら論争したって意味がない。

ひとりひとり感じ方が違うんだから。

 

嫌な人は見なければいい。

展覧会やるときも、会田氏はちゃんと「18禁」にしてるし。

嫌な人は近づかなければいい。

知らないで近づいて、

「キャーヘンタイ最低セクハラだわ訴えてやる」とか

正直、意味わからんです。