私の拙い経験からISISを語るのは恥ずかしいことですが、あのテロ集団はカルト団体に見えるのですね。

神の名の下で、非道・蛮行を繰り返しているが、ISISはアッラーとは別の神を崇拝しているように見える。ムスリム達がISISを支持していないことがその証左になると思う。

別の神というのは、ISISを正当化し、他者意思を奪い、弱者を殺しても心が痛まない為に作り出した都合の良い神だと思う。

ISISの中枢やその官僚組織はカルト的教義を信奉しての献身的動機で動いているのでしょう。そのように私には見えます。

国際政治や軍事のことは分かりませんが、ISISの蛮行は、中東限定の事件ではない気がして不気味です。

自分たちを正当化する「神」がいさえすれば、そして不満を募らせる若年層がいて、それらを都合よく改ざんして繋ぐコミュニケーションが成立すれば、どこでもISISの亜流は生まれそうな気がします。

ISISの首謀者が死んだとしても、ISISが祀り上げる神やそのカルト的教義は構成員の脳に心に生き続けるのだとしたら・・・

とりとめの無いことを書きました、スミマセン。


追伸
後藤さん、湯浅さんら人質殺害で、遠い世界のテロ事件が一気に身近に感じられた。
特に、後藤さん殺害の一報で、強い怒りを憎悪に近い感情をISISへ感じた。

後藤さんが過去にこんなことをツイートしていたそう。
「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。」


彼の言葉に触れて、憎むよりも、まずはお2人のご冥福を祈りたいと思ったのでした。
合掌。