仕事(すること)があるのはいいことだ | 私、自閉症です。

仕事(すること)があるのはいいことだ

この年末年始は、いつも通り仕事をして過ごしていました。

その間、息子は1週間ほど実家に預けていたので、私は仕事以外は、家で大掃除をしたり、たまっている用事を片付けたりしながら1人で過ごしていました。

この時、気が付いたのは、1人で暮らしているとボケてしまう!ということです( ̄□ ̄;)!!


普段は、スケジュールにこだわりがある息子に合わせて、規則正しく生活しています。

17時半夕飯、18時お風呂、22時就寝、4時起床、多少ずれることはあっても、毎日同じようなペースで過ぎていきます。

食事はできるだけ手作りして、掃除、洗濯もそれなりにこなして、毎日バタバタと過ごしています。


こんな風に、普段は同じペースでずっと動いているのに、息子がいなかったらなぜか体が動かな~~いっ!!

仕事から帰ったら、いつもならすぐに家の用事をあれこれ片付けるのに、テレビの前に座り込んでぼーっとしてしまいます。

ご飯もお風呂も何時でもいいや~と思うと、全然やる気になりません。

仕事が朝早いから、夜は早く寝ようと思っているのに、布団の中で読みたかった本をいつまでも読んでたりします。


子どもがいないと、日々の自己コントロールがめっきり弱くなってしまうのです。

仕事があるから、まだかろうじて最低限の生活リズムは保っていたけれど、これでもし仕事をしていなくて、子どもがいなかったら、完全に自己コントロールを失って、生活リズムはぐちゃぐちゃになってるのかもしれないなぁって思いました。


以前、私の母が、占い師さんに離婚の相談をした時、「アンタ、旦那がいなくなったらボケるから、やめとき。」って言われたらしいんですが、なんだかそれが分かる気がしました。

仕事にしても、家族のための家事にしても、面倒くさいとか、イヤだとか思っていても、それが日々の生活リズムを保つ自己コントロールに役立っているんだな~って思います。


定年退職後、「これからは自分のために時間を使おう!あれもしよう!これもしよう!」と思っていても、フタを開けてみれば何もやる気にならず、結局はすることがなくてテレビばかり・・・なんて話もよく聞きます。

普段は、面倒くさいとか、しんどいとか思っていても、自分の仕事や役割(すること)など、自分の生活をコントロールする基盤となるものがあるのは、やっぱりいいことなのかもしれません。


私も、この年末年始で、子どもがいないとあっという間に生活リズムが崩れてしまうことを体験したので、いつか子どもが独り立ちした時もちゃんと自分の生活リズムを保てるように、自己コントロールの方法を考えておかないといけないなって思いました(気が早いけど(笑))