コミュニケーション

仕事

プロフェッショナル


その基本となるスキルって

いったい何なのか?


日本人的かもしれないけど、


「この人、この現場が

どんなことを

良いと思っているか?

そこを

早く理解して

提供できること」

だと思います。


難しいのは、

前提として


「他人と自分は

ジャンル違いくらい

見ている部分や

良いと思っているものが

全く違う」


ということが

まずわからないと


その違いを理解することも

できないと思います。


踊りであれば


「この踊り方をすれば

誰もが

良いと思うだろう」

みたいに思っている人は


「ずっと自分のセンスが変わらないので」


それ以上

別の要素を獲得できないため

上手くならないのと同じ。

(頭の中が反映されるので)


写真家でいうと

風景を撮影するのが得意だから

といっても

それは万能ではなく


舞台でダンサーを撮影するのは

全く別スキルやセンスが

必要だったりします。


動いているものを撮影するので

予測力が必要なのはもちろん、


このダンスは

どういうポーズがカッコいいのか?

って

そのダンスの美学ことを

勉強していないと


出来上がった写真は

喜んでもらえなかったりする。


バレエなら

脚が長く見えたり

美しいポーズになるタイミングや

アングルがあるんです。


でも

そのことを知らない人が撮った写真は

的外れな写真だったりする。


もちろん、プロとしての話。

アーティストは別。


プロは、

今の自分が知っていること

持っているセンスでは


その仕事に対応できないことがある

ってことを前提に


「今回の好みはどんなもの?」

って考えて仕事をしている。


美意識が「いくつもあること」を

知っているんですよ。


で、自分の知っている美意識の中から

近いものをそこに使って

対応する。


それでも

「あ、ズレているぞ!」

って感じたら


お勉強をするんです。


自分の好みを横に置いて

美意識の違いを

新たに覚える作業ができるんですよ。



自己不安、守りが強い人は

その違いを受け入れにくい。


自分に余裕がある人は

そのエネルギーで

違いに向き合えるんです。


言語の違いと同じで


相手の国の言葉を

頑張って話そうとする人になれるかどうか?

そこでようやく繋がれるのでね。


違い、違いといっても

誰かがその間を埋めないと

繋がれないからね 笑


それはお互い様だったりするのだけど

実際に歩み寄るのは

余裕がある人や

若手がやっている 笑


自分のことを客観的に見れる

というのも


自分のセンスの範囲や

出来ることの範囲を

理解しているからこそ


「今の自分では対応できない限界」


客観的にわかるはずなんです。


ただ、私はベテランだから大丈夫とか

逆に、私は何も出来ないです!とか

にはならないわけ 笑


この人の、この部分なら

理解できる

って考える


あ、俺の中にないやつだなこれは

ってね。


今ある自分のセンスを見誤らない。


好みの違い

の理解力。