私、惚気話って結構好きなんだよね。

 

誰から誰への感情とかが全般に好きみたい。

 

ただの愚痴には興味ないけど。

 

何らかの沸き立つ感情には惹かれるみたい。

 

彼氏彼女とか、夫婦とか。

 

でもね、子供への感情はあんまり好きじゃないみたい。

 

例えば、赤子。

 

夫婦の感情で互いに好き合えば、美味しいんだけど。

 

それが例えば、生まれたばかりの子に対する父親の感情だったり。

 

奥さんへの感情ではなかったら面白くないの。

 

だって、赤子は本能のままに不快や喜びを感情として示しているのであって、そこに理性は必要としないでしょう。

 

勿論、人間たるもの打算性は少なからず存在しているとは思うけれども。

 

普通は其処まで考えない。

 

ただの愛情を以って子を見るの。

 

だから其処に互いの疎通する意思は薄弱なわけ。

 

そんな薄情は興味ないの。

 

もっと、汚い感情の中で見つけた一片の確固たる、個人に備わる理性を超えた感情を見たいの。

 

そうでなければ。

 

ただの欲情。

 

恋愛感情は欲情であって、子を成したいと思う本能も欲情だと思うの。

 

そんな一方的な物はストーカーが最たる例だと思うんだよね。

 

だからさ、子供が生まれた瞬間にそちらに情が丸ごと移るって、互いの打算的とも言える本能が感情を装って成した結果なだけで、そもそも互いを慕うのはその程度だったっていう証ってことで良いのよね?

 

欲情じゃん。

 

勿論、感情が伴うならば掘り進めたいんだけどね。

 

私が欲するのは其処までの過程。

 

それからの具合。

 

停滞はイラつくんだけど。

 

喜楽はどこまで舐めても何時までも美味しい。

 

怒哀は苦いの。

 

特にストレスがあればね。

 

仮面で生きているだけだから、腹の底を揺さぶり心臓を握られるような喜楽の感情は好き。

 

怒哀もまた珍味で美味しいんだけど今は必要ないかな。

 

子に対して喜楽はあっても本能だけなら興味ないわ。

 

互いの感情があっても尚、夫婦間でも感情は美味しいのよね。

 

リア充が爆発するぐらいなら惚気話されすぎて爆発したい私なのです。