「地球すげー! ビバ地球!!」

「五月蝿いわ、アホ!」

「ああ、わりぃ。でも、すげーな地球」

「なんやねん急に」

「いやな、オゾン層が生物に有害な紫外線を吸収し、植物が酸素を出し、その酸素を動物が二酸化炭素にし、さらにその二酸化炭素を植物が酸素にし、さらに・・・」

「長いわ!」

「ああ、わりぃ。それでな、さらに食物連鎖で綺麗にバランスをとり、循環してる」

「せやから何がいいたいねん」

「地球のようなこんな星が出来る確率はものすごく低い。サイコロで十万回6を出すくらい低い」

「適当やろ今の」

「まぁ、気にするな。こうして考えてみると、地球がよく誕生したよな。神様や宇宙人が創ったって言われたほうが納得行くぜ。なんとかの地上へ並に」

「ナスカの地上絵っていいたいんか?もしかして」

「まぁ、つまり地球が誕生したのってすごいよな」

「せやな」

「地球の誕生する可能性を考えたらさ、俺が漫画家になる可能性ってずっと高いから、なんだか俺漫画家なれる気がする」

「お前、漫画家なりたいんか?」

「いや、別になりたくない。締め切りとか大変そうだし」


 あとがき

 地球ってすごいよね。それだけ。