土曜の夜に、ちょっと真面目なお話です。
(いえ、わたしはいつも真面目ですが)
交通遺児とがん遺児の、大きな違いって何だと思います?
交通遺児というのは、交通事故で親を亡くした子供のことですね。
がん遺児というのは、がんで親を亡くした子供のことですね。
交通事故というのは、通常24時間以内に亡くなることなんですよね?専門家のみなさん!
損害保険については、わりといんちきくさい知識しかないので、多くは語りませんが、交通事故というのは、賠償金が支払われたりしますよね。
そして、生命保険については、死因もはっきりしているから、保険会社に請求すれば、遺族は保険金を受け取れますね。
では、がんの場合はどうでしょうか。
あなた、がんですよ。
そう宣告されて、24時間以内に亡くなる方は、普通いないと思います。
がんは、宣告されてから、永く苦しい闘いがスタートしますよね。
最近は、早期発見、早期治療で、がんになったからといって、すぐ亡くなってしまうわけでもありません。
元気になって、日常生活を普通に送ってる方もたくさんいます。
でも、やっぱりがんに勝てなくて、不本意にも、幼い子供たち残して亡くなる方もいます。
そういう方も、やっぱりすぐに亡くなるわけではなくて、入退院を繰り返しています。
当然、お金がかかります。
がんは、お金のかかる病気。
だから、とりあえず「がん保険」だけは加入している方、たくさんいますよね。
それも、間違いではないと思います。
治療中は、却って裕福だった、という方もいたくらいです。
でも、実際、亡くなった時に、がん保険だけでは、死亡保険金がもらえません。
じゃあ、一般の生命保険に加入しているから大丈夫なのかといえば、そうとも言い切れません。
なぜなら、働けなくなって、収入がなくなると、保険料が払えなくなり、解約、減額してしまうからです。
だから、大抵の人が3000万くらいの保険に加入しているにもかかわらず、実際受け取った額の平均が400万くらいになってしまうのです。
今は、「がん等になったら、以後の保険料は免除」という特約が、大抵の生保商品にはあるので、ぜひ付けておいて欲しいです。
保険料免除になってる方、結構いるようです。
(幸い、わたしのお客さんにはいませんが)
※だから、死ぬなら交通事故で!って話ではないですよ!
そういう子供たちを支援している「あしなが育英会」、聞いたことない人はいないですよね。
先程の、平均保険金を出しているのが、このあしなが育英会だそうです。
なんで、こんな話をしているのかというと、来月
があり、今回はうちの支社も参加するようです。(組合主催)
わたしも、体調と、お天気が良ければ、参加したいと思ってます。
後、早起き出来たらだけど。
(なにげにいい加減なわたし。いいのか、そんなことで)