そのお客さんはまだ現役でしたが、ご本人かご家族の意向で葬儀はしませんでした。


実際は斎場に予想外の人たちが集まって


お返しが足りないっ!


という事態になったそうです。


そんな訳でわたしもお線香あげられなかったのですが、もう会社辞めた身だし…と少し悩みましたが、いやでも

お友だち

としてお別れの挨拶はしたい。

と思い、引き継いでもらった友人とふたりでお宅に伺いました。


彼は保険を勧められると


いいよー


なんちゃって、すぐ契約しちゃうもんだから、わたし以外からも保険に入っていて。


でも、わたしたち以外の会社の人たち(職団に来てる他社の人たちなので、わたしも顔知ってます)

みんな必要書類は郵送で終了。


えっ

そんな感じ??


みんなチャラチャラまとわりついてたのに?


しかも、必要書類がわからなくて担当者にLINEしようと思ったら


「もう消されてました」


えっ

手続き終了してないのに、もう死んだら関係ないってこと??

随分だわー


仕方ないので、書類を見せてもらってふたりであーでもない、こーでもないと検証(ーー;)


会社によって、必要書類って違うんですねー

こういう時、わたしの勤めていた会社はほんと良心的だと実感する。


そんな面倒な書類揃えてもらうより、一日も早く保険金をお届けしたい、というのが見える。


死亡だけでなく、特定疾患で以後の保険料が免除になるお手続きをした時も


なんて良心的な会社なんだ


と感動したこともあった。


いろいろ腹立つことばかりだったけど(^^;)

でも、一番大事な給付金にまつわる温かさに直面するたび、数ある保険会社の中で、わたしはあの会社を選んで良かったと思ってる。



余談ですが(^^;)

そこそこ高齢で元気なお母さんも同居されてたのですが。


「会社辞めたのにわざわざ来てくれたの?

まあまあ。ありがとうございます。


赤ちゃん出来たの?」


はっ?

何の話ですか?


どうも、わたしが赤ちゃん出来て結婚退職したと思ったらしい。


「いやいやいやいや!

もう産めません!」