そらまめの毎日笑って暮らしちゃおう -2ページ目

そらまめの毎日笑って暮らしちゃおう

親バカやって楽しく育児&育自

前回の続き


高校に電話して面談日を設けてもらった

電話である程度の話をしたら

担任から聞かさた


実はヒロから何度かAについて相談を受けていた

Aの親も呼んでキツく叱ったが

再三の注意を聞かず、校則禁止のバイトもして

しかもクラスメイトをバイトに誘ったりもしていた

そんな子でこちらも参ってて


って、知るか!!

じゃ、なぜ停学処分にしないのか

なぜもっと対処をしないのか

腹がたって仕方なかったけど

ヒロと事前に話し合って約束していた事があった


ヒロの希望は辞めること

だから戦いたくない

担任にも、Aにも怒るような事はしてほしくないと


そして面談日

約束の時間を10分過ぎて担任と

生活指導の主任が来た


面談の時間は担任から

16時以降にしてほしいと言われた。

他の生徒が帰ってからと。

しかし、17時以降は残業時間になるからとも言われた。もう、何?本当に腐ってる。


しかも指定された教室の前廊下でAがいた

私(親)が居てるのに

「お!ヒロ!何で最近休んでるんー?」と言ってきた


私は単純にAと知らず

(こんな風に話しかけてくれる子もいるんや)

と思っていた。

ヒロからはAに酷い言葉を浴びせられてるとき

クラスの誰も知らないフリしてたと聞いていたから。


けれどヒロの顔色が真っ白になり走り出した

追いかけるとトイレに駆け込み吐いていた

絞り出すように「あれ、A 」と言った

殴りたいくらいの衝動を抑えた


面談では最初に

転校したいので書類の作成をお願いしますと伝えた

時期尚早ではないですか?

あんな間違えて入ってきたようなヤツの為に

辞めるのですか?

対処はしていくつもりですと言われたが


いえ、結構です。

学校として対処されるのはご自由になさってください

うちは人生に関わらなくて良い人間とは

とことん関わらなくて良い

自分の人生に必要な人間だけと関係を持てばいいと

息子には教えているので

逃げると思われようが、時間を無駄にはさせたくないので。とにかく転校に向けての書類をお願いしますと言った。


最後にお礼だけ伝え、PCや学生証を返却し

学校を後にした。


続く


※転校については、また続きで




前回の続き


学校に行かないのは

単純に面倒くさいとか、楽しくない

そう思っていた私は

出勤時間を遅らせてヒロを監視した

元々使っていた携帯の位置情報もチェックした


ヒロは「学校に行きたくない」と言わなかった

けれど、毎日行くフリをして学校の近くの

コンビニや公園で時間を潰していた


私は何も知らず、位置情報を見て

画面上の情報だけで勝手に安堵していた


8月終わり学校から電話がかかってきた

「ヒロ君、登校してないけど何かありましたか」と

私はヒロが嘘をついていた事にカチンときた

そしてヒロを叱った

「学校に行ってなかった事より、嘘をつかれてた事がとても悲しい。なんで何も話してくれへんの?」

泣きながら話したけど

ヒロも泣くだけで何も言ってくれなかった


その次の日、大学の実習が終わったばかりのソラが

ヒロを連れ出して話を聞いてくれた


二人で撮った写真の後に続くライン

「ヒロ、いじめられてたみたい。帰ったら話す」と


親には言えない事もお姉ちゃんには言えたんだな

あぁ、そういえば私もそうだったな。

薄々、勘づいていたけど

これで私は決意を固める事が出来た


ヒロ、学校辞めたい?


うん...せっかく行かせてもらったのにごめんなさい


ママはヒロが幸せなら良い。

幸せじゃない方向は間違ってる道やから

笑える道、手伝うから探して行こう


めちゃくちゃ辛かった

あんなヤツらのせいでって思うのに

逃げてしまう自分も悔しかった

でも、もう学校行こうと思ったら

吐いてしまって、足が震えて動けへんねん

どうしたらいいんかも分からへん


泣いて、泣いて、赤ちゃんみたいに

泣きつかれて寝た


続く



最後に書いたブログが【ヒロの卒業式】

あの時未来にワクワクしていたヒロと私

数カ月後にこんなことになるなんて

誰も想像してなかった


入学して2ヶ月

様子を見ながら色んなクラスメイトに

嫌な言葉を浴びせたAというやつがいた


ヒロが仲良くなった友達に被害が来た時に

「人が嫌な気持ちになることを言うもんじゃない」

諭した瞬間からターゲットにされた


同じ中学からの進学した子はいないヒロ

対して相手は別のクラスにも数人

その数人からヒロはいじめられる事になる


暴力は無かったものの

無理な勝負を仕掛けてはお金を取って返さない

言葉の暴力を浴びせ続ける


8月 目が見えないという理由で

ヒロの隣に移動したA

そこからヒロは不登校になった


通常の学校は夏休みがあるが

進学した学校は2学期制で

毎日授業が行われていた


私に心配をかけたくないから言わなくて

私も早く家を出るから知らなくて

高校になったら休んでも学校から連絡無くて


知ったのは、まーちゃんが夏休みに入って

「何でにぃに、学校行けへんの?」という一言だった


今日は甥の結婚式に家族で出席してきます

続きはまた今度