ブランド(店名)について | POESIA WEAR -clothing production-

ブランド(店名)について


 

 まず、自分が売り場にいるときには



一切、自ブランドのネームを口に出さない。



お店の名前も言わない。



 実際に7・8年通われた顧客の方が



「お店の・・名前なんていいましたっけ。」



自分にとっては最高に嬉しい言葉である。

 (自ブランドとしてはアレなのだが)




 そういえば 「(某有名ブランド)テナントで働いていました」等



10年位前、よく入社時にキャッチフレーズ風に



聞かされたものだが・・・それはまた別の機会にでも。。




  特に最近、モノを見るはずの目が



コトから選ぶ目に変わってしまっていて



そのモノ(この場合は商品)があるのに



下げ札、ポップ等から見て・・中にはいったん外へ出てWEBチェック。。。

 (実物見て触れて着ることが出来て・・結果2次元に頼る・・?)  



わざわざ遠回りしている気がする・・もしかしたら



もう少し安くネットで売っていないかのチェック・・かもしれないけど。。

 

 安心感をブランドに頼り



売れ筋を聞き、それを身につけることで



ある種の優越感に浸れる・・・というのも



一方では正解なのですが。。

(現状の業界全体を考えたらさらに。。)


 

 ブランドも知らず店名知らず



フルトータル・・・特にパックで



大量購入を売りにしてはいないので・・・



凄いことだと思います。。

 (もちろん常連さんの方々が。)



 やはり最後は



自己に対する自信なのでしょう。

(知識、センス云々ではなく。。)



 だからこそ、YES NOも



はっきりしていて、ときに刺さる時もあるけど



寧ろ心地が良い。 




ふわっとしたYESなら


心のこもったNOが欲しい



  

 なので、結構積み重ねたNOの上に



今があるので、YESに対する自信は



勿論過信ではなく・・そのうえでさらに



新たなNOを求めていくのも、制作する際には必要なことなので



そういえばブランドの・・・・が周回遅れになってしまう。



 出来上がるまでに



携わる方々の感謝も当然あります。。

(ロットから考えると散々なハズ・・・です。)



 なので、その隙間にそっと



ブランド(ネーム)があればいいと思う。



  ブランドを創るのは



きっかけを頂いたみなさまです。







    




*長文になってしまいましたが

  ここまでお付き合い頂き

  ありがとうございました。