国民の責任について | フィーリングメッセージ

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伝えたいメッセージを紹介します

今日、こちらに参上したのは

何を隠そう参議院選挙が迫ってきているからです。

 

今回の争点となっている憲法が改憲か護憲かで真っ二つに分かれた選挙戦。

 

そもそも憲法とは権力者がより権力を求める傾向を危惧して作られたもの。

 

それが、自民党の憲法改正草案は、その制限する力を権力から国民の自由や権利を縛るものへと巧みに書き換えられたものとして書かれています。

 

ただそれだけではなく、与党対野党ではなく、野党や無所属の中にも改憲派がいて、今それを認めて、憲法改正の発議にひつような国会議員の2/3を可能にしてしまうため、どんなにいいことを言っていても、いずれ改正が必要だとわかっていても今改憲を訴えている勢力にも待ったをかけないと危険です。

 

そこで改憲となった場合に問題視している報道ステーションのワイマール憲法の特集、観られましたでしょうか?  なんとギャラクシー賞のテレビ部門で●大賞●を受賞されました。
報道ステーション「特集 ノーベル賞経済学者が見た日本」「特集 独ワイマール憲法の“教訓”」(テレビ朝日 2016年3月17日、18日放送)

ワイマール憲法はとても優れた憲法ですが、一つの憲法があったがために独裁を許してしまったとありました。

 

 

 

 

 

 

権力は権力を欲する。

 

 

 

 

 

 

詳細は是非you tubeの方で観れるようなので、見ていただくとしまして

 

私は国会中継を見ていると、本当のことを言わなかったり、何度も同じことを言ってその場をやり過ごしたり、変わりの人が代弁したり、なぜか野党同士で足を引っ張ったり、質疑の内容がまるで、人狼ゲームのいろんな役職の人達に見えてきました。

 

では、人狼とは何に当たるのか?報道ステーションの内容から考えると、「独裁」となることなのではないでしょうか?

 

権力者を如何に独裁に導かないように国民が投票によって守っていくとても大切な制度だと思うんです。

 

なぜ野党が共闘までするのかは、独裁を許してしまったら、デモや反論でも捕まってしまう場合が起きてしまうからです。

 

既にマイナンバー制度という背番号制度から秘密保護法がそんな独裁という目標のために先に可決されたものだとしたらどうでしょうか?

 

また十分な議論が尽くされずに時間によって議論が尽くされずに強行採決された安保の流れが改憲によってより強く前進していく流れを感じている人はどれだけいるのでしょうか?

 

改憲の内容が尊重されるのが「個人」から「人」へ変わったり、本来なら権力の暴走を止めるのが憲法なのに憲法を国民が尊重しなければならないという条項が加えられ、その憲法自体のあり方が変わるかもしれないのです。勿論、改憲には国民投票が必要ですが、ここで改憲派に2/3を超えるような投票率であるなら、1/2の国民投票のハードルも危うくなると思われます。

 

今回の選挙は、この流れを厳しい国民の目で止める力があるのかどうかということが問われている選挙ということではないでしょうか?

 

つまり、選挙権を持っている人は、そうならないように気を配って選挙をしていく必要があると思います。

 

今の内閣となってる期間となってこういう発言はとても慎重さを要すると思いますが、世界の報道の自由度ランキングがこの政権前の11位から61位に落ちている今、こういうことをかけるのも最後になるかもしれないという観点から権力からの目に見えない圧力というのはあるように感じ、やはり話さずにはいれなくなる内容でした。

 

ここで人狼ゲームのことを知らない人のために少しお話すると、市民が力をもつのは、唯一投票の時のみ。

 

夜になると市民役の人は人狼役の人から選ばれメンバーから外されていきます。占い師や感のいい人、見抜く力を持っている人狼に不利なことを言う人たちは、占い師だと言ったり、人狼側に不利な発言をするとどんどん優先的によるになると外されていきます。まるで早め早めに権力によって、その場を奪われて降板されていくキャスターやコメンテーターの人たちを見ると、まさに人狼ゲームと重なります(;^_^A

 

権力が本当に人狼化してしまうのかどうか、古館さんのような人が国会中継を見てすぐれた人たちの中で整理され伝える番組が少なくなりつつある中で、国民一人一人ができることは、国会中継やネットなどを観て、どんなことが話されているか、本音は隠されていないのか判断しなければならなくなりつつあります(;^_^A

 

そして前回のような投票率50%以下にはならないように、国民が政治に関心のある国になってほしいとそう祈るばかりです。

 

耳触りのいいより綺麗な嘘(須藤元気さんの作詞のワールドオーダーの歌詞より)にどうか惑わされずにしっかり見極められる力が今の参議院選挙で問われています。まさに厳しい第三者の目で候補者を見ないといけない時です。

 

国民のナンバー制も安保も秘密保護法も危険視されてますが、国民が選んだ国会議員の多数により決定しました。子宮頸がんワクチンも副作用で女子高生が苦しんでいるとニュースで見ましたが、これも同じように国会で多数により可決されて決定した話です。

舛添さんの時もそうですが、投票の結果、国会議員の決定は絶対で、どうなろうと最終的には責任を負わなければならないのが国民なのだそうです。

 

それだけ重要な代表を選んでいるはずなのに、これまでの投票率が二人に一人位なのは問題があると思います。

 

一人が一票を入れることは決して難しいことではないですが、1億人いる国民がみんな同じ日に投票することの難しさに注目してなんとか改善しようという政治家はいないのでしょうか?そこは事前に投票できるので緩和されてると思いますが、だとしたら選挙活動する期間が短いのではないでしょうか?それともテレビのニュースで選挙の街頭演説の様子を取り上げることが少ないからでしょうか?党首討論や立候補者同士で対談や討論をすべきのように思いますが、そういう番組をもっと放送すべきではないでしょうか?街頭演説だけで本当にその人のことがわかるでしょうか?

 

多くの国民が政治に関心を持っているということが分かれば、国民の立場が悪くなることはしなくなるんじゃないかと思いますが、それにはもっと興味の持てることを政治家に話してほしい。政治というのは国民と政治家とがお互い関心を持って国を作っていく姿勢が必要なのかもと改めて書いていて感じました。

 

それがうまく働く可能性があるのがこの選挙期間ではないでしょうか?少なくともこの期間だけは、政治家は国民の方を向いていると感じます。

 

選挙の結果、どうなるのかは、見てみないとなんとも言えませんが、このまま進むことは自民党の党員が朝まで生テレビで話していたようにエッジが利きた改憲草案が、国民に自由や権利を制限する内容が恐ろしいです。

 

確かに人狼ゲームは一度やってみたいと思っていましたが、まさかこんな大規模な人狼ゲームに気づかずに参加していたなんて思ってもみませんでした。