みなさん、こんばんは!
突然ですが、質問です。
「根室ってどんなイメージですか?」
北大スラブ・ユーラシア研究センターの岩下教授が、
去年市内でアンケート調査をしたそうです。
すると印象を訪ねたアンケートでは
「北方領土に近いまち」
「北海道の最東端」
という回答だったそうです。
そして自由記述では
「静かすぎる」
「暗い感じ」
というのもあったそうです。
ちなみに、どこに行きたいかを聞いた結果は
「納沙布岬」がダントツ、ほぼ全員が答えたそうです。
根室は、アンケートの答えのように
もちろん北方領土に近く、道内でも最東端とされる地域です。
ですが、地元根室にはまだまだ魅力はあります。
特に地元の有志による活動がきっかけ、火付け役のものも。
例えば
バードウォッチング➡野鳥の町
ネムロ・ホット・ジャズクラブ➡JAZZの町
などなど。
また、JAZZだけでなく今では若い世代が自分たちで
ライブハウスを準備・運営して地域を盛り上げるべく
活動しています。
こうしたせっかくの魅力が、実際に根室を訪れる人に
まだ届いていないというのは寂しいかぎりです。
そして、岩下教授いわく
「かつて千島への中継地として栄え、最果てではなかった。
自然や文化を通じ境界の向こう側を想像できるような取り組み
も大切ではないか」と。
『朝日に一番近いまち』でもある根室です。
地域、行政、政治とタテ・ヨコ・ナナメあらゆる方面で
協力・連携しながら、地域の魅力を財産へ!の思いで
次の世代にも託していけるよう、
取り組んでいかなくては、と思うものです。