今日は、いつも(といっても二度だけやけども)舞台を見にいかせて頂いている女優さんのチャリティに参加してきました。

この方:こころ さん



バックグラウンド考えると今回のことにも思い入れが強いんやろうなと思いつつ、物凄く明るく、来る方を迎える彼女を見て、
自分にもまだまだできること、すべきことあるなぁ、もっと前のめりに動こう!
と、気持ちが入った次第でした。


個人的な話ですが、昨年9月に見に行った舞台は自分の軸をえぐり出すほんまに大きなきっかけになっています。
そのときの記事参照:「お芝居を見た

また、心をゆさぶられるだけでは終わらない、って考え始めたきっかけもこの舞台でした。


舞台だけでなく、日頃のBlogを見てても、たまに書く真剣モードの記事も、ほんまに「そうやなぁ」って思うことが多い。
基本的にドライになってしまいがちな自分にとっては、おおげさじゃなくて、このひとのBlogを見るたび、人間的に大事なところに引き戻してくれているなぁと思ってます。最近は特に。



これからも、物凄い応援したいし、たくさんのひとにこころさんに触れてほしいなぁと素で思います。
もちろん負けじと、自分も力つけていきます。
(大物になりますよ私は ( ̄▽ ̄)/ニヤリ)





そのあと、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会( SVA
の被災地現場報告会

【緊急報告会】東日本大震災の現場で何が起こっているのか

に参加してきました。




正直、今被災地を直接支援する手段を持っていない自分が行って何になるんだろうか、とは思いつつも、やはり、被災地にならなかった身として、「日常に戻る勇気と、被災地を忘れない強さを」を大事にしたい。

現場で活動されてきたことを見聞きして、それをほんまに狭い範囲にしか発信できないけど、

自分の周りの人に発信して、一端でも知ってほしい、ということで参加させて頂いた次第です。



内容は、先週はじめから現地に入られて見てこられたことを、現地で撮影された写真も交えてお話頂いたのですが、詳細は正直なんといっていいのか、とても同じ日本のすぐそばで、今起こっていることだとは信じられない状況でした。でも、本当に数十キロ、数百キロしか離れていないところで起こっていることなんです。(すみません、全然伝わりませんね…)


お話を通してまず一番感じたことは、被災地と被災地外の温度差がもう広がってきているということです。

震災から2週間しかたっていないですが、首都圏では被害の現状復旧状況等、テレビでもあまり見られなくなりつつあるように思います。

(首都圏では、被災地の報道よりも原発の報道の方が大半を占めてきて、被災地は落ち着きつつあるのではと映ります)

また、友人のBlogでも紹介されている例を見ても、心理的な面でも温度差はどんどん広がっているのだと感じました。

こちら参照:「みんなにみてもらいたい:高松聡のBlogより


また、情報の面でも、例えば、毛布や衣類は実はもう満たされつつある、ニーズは刻々と変わるのに届く物資がついていかない等、本当に被災地が必要としているものや情報と、被災地外に伝わる情報に差がある状況です。




もうひとつ印象に残ったことは、長期的な復興を支えていく中で、「皆さんの力が必要となる場面が必ず来る」ということも、SVAの方が強くお話をされていたことでした。



例えば近々の状況でも、一般のボランティアの募集を既にはじめている団体もありますし、

長期のボランティアは難しい場合でも、SVAさんでは今後45日でのボランティア派遣も検討されているとのことです。



また、神戸の震災の例もあげながらお話されていたことで、被災地が本当に苦しくなるのは、実は一年後だということです。そのころになると、震災の報道もどんどん減っていき、被災地外のひとの関心も薄れていく一方で、産業の復興も仕切らず、仕事もない、そんな状況で町が落ち込んでいってしまうのだと。


私のような一会社員では、今この瞬間を取り出せば、できることは限られているかもしれないし、同じような思いの方も多いと思いますが、

被災地の外にいる人間に求められていることは、今抱いている被災地へ思いを忘れないこと、これが何より大事なんじゃないかと改めて思った次第です。


長い時間がかかる復興の中で、ずっとアンテナをたてて、被災地の状況やニーズを受け取り続けていれば、自分にできる役割が出てくることもほんまにあると思いました。





最後にスピーカーのIさんがおっしゃっていた言葉で、「今までやってきたことを問われている」というのが物凄く印象に残っています。
Iさんの意図は、これまで国内外含め色んな支援をされてきたが、その支援に自分の欲のようなものが入ったりはしていないか、そういう意味で、これまで積み重ねてきたものを問われているように思う、とのことでした。

これは、自分自身にもすごく当てはまると思いましたし、いい方に問題はあったにせよ石原都知事の「我欲」の発言も同じ趣旨なように感じます。

ほんまに、震災直後諸外国や国内でも言われた、日本人の我慢強さや公を考える精神をまた当たり前のものとして取り戻せるのか、より被災地にいない人間だからこそ意識していきたいと思います。




参考までに、

ボランティアを行っている団体の状況は、まずは下記のリンクを見ればそれなりのことは分かると思います。

ボラ市民ウェブ




また、被災地に展開しているNGONPOとその寄付先をまとめたサイトです。

Think the earth




追記

んん、、、、ちょっとこれでは伝わらないと実感。今日伺った話は改めて書こうと思います。

あと、今日伺った話を踏まえて、どういうアクションをとろうかはちょっとまとまっていませんないですが、

差し当たっての問題意識は、短期的な支援・長期的な支援×大手・草の根、での資金配分のバランスがとれていないことです。

要は、赤十字のような大手(かつ長期支援中心)には資金が集まっているけど、草の根で動いているようなNPONGOには充分寄付がいきわたっていないのではないか、ということなのですが、この部分の情報収集・共有をしていこうと思います。





追伸

ああ、今日も長くなってしまった。。。もうちょっとシンプルに伝えられるように努力します。。。

読んで下さった方、本当にありがとうございました。

要は、すごくギャップを感じたっていうことなんですが・・・