※ネタバレあり。気をつけて頂戴ませ。



久々のCLUB CITTA'。

2019年にやった、『Bee side Sea side』かなんかのリリースライブぶりかも。

今回は手短に済ませるので、まずはセットリストをどん。



スカースデイル
天国と地獄
恋する惑星
BUSTER DICE MISERY
23:25
kaleido proud fiesta
ここで会ったがけもの道
アンチ・トレンディ・クラブ
きみのもとへ
いけないfool logic
カオスが極まる
もう君に会えない
夏影テールライト
ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
世界はファンシー
フレーズボトル・バイバイ
スペースシャトル・ララバイ
Invisible Sensation
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ライドオンタイム
mix juiceのいうとおり



今回のツアーはアルバム『Ninth Peel』の発売を記念して全国を回るもの…の“2周目”。
過去には『MODE MOOD MODE』とか『kaleido proud fiesta』でも似たようなことがあったわね。

ただ、それらツアーはどちらかと言うと“追加公演”的な立ち位置にあり、“1周目”のセットリストをベースに若干曲を入れ替えてきた、という特徴があって、
対して今回のツアーは、セットリストをがらりと変えてきた点が今までの“2周目”ツアーとは大きく異なるポイントだったかも。



まずは「スカースデイル」から連なる開幕6連撃

1サビ前半を弾き語り風のアレンジからスタートし、立て続けに人気キラーチューン「天国と地獄」。

田淵がブログでも匂わせていたように、この2手でいくらかのオーディエンスは察したことでしょう。

コイツら、アルバム曲を主体に組み立てる気ねぇ

…少し語弊があるので補足すると、
ユニゾンらしい(ここの定義は個々の肌感に任せる)ライブをすることが大前提としてあって、その中で『Ninth Peel』の曲が上手くハマるように作っていく…みたいな、そんな意気込みを感じた2曲だったかな。

そんな意図を汲み取るように、3曲目はアルバムから「恋する惑星」。

同期サウンドを取り入れたポップで華やかな情景は束の間、「BUSTER DICE MISERY」からの「23:25」で馴染み深いユニゾン流ロック・ショーの世界観へ引き戻す。

いやぁ、情報量の多い開幕5曲だったわぁ…とひと息つきかけた僕をぶん殴るかのように、まさかの6曲目「kaleido proud fiesta」。
斎藤宏介君のボーカルマイクにカポがなかったので、今回はやらないと思っていたのだけど、まさかのE♭をカポなしで引き通すというゴリ押し。

そこまでして曲間のロスをなくすのか、すげぇな。


珍しかったのは、暗転を挟んだあとのセッションから繋がる「ここで会ったがけもの道」。

過去のインタビューとかから「カップリングは新曲の時以外ツアーでやらない」「シングルのツアーはセットリストの自由度が高いからカップリング(とか普段あまりやらない曲)もやりやすい」っていうのがユニゾンのスタンス、みたいなイメージが自分の中にあって、
だからこそ新曲じゃないカップリング曲をアルバムのツアーで採用するのってめちゃくちゃレアだなぁ…なんてことをしみじみ感じた。

余談だけど、「シュガーソングとビターステップ」のツアーやってないから早くやって欲しい。「シグナルABC」と「東京シナリオ」好きだから聴きたい。

2017年に同じCLUB CITTA'で浴びて以来、まる6年ぶりの再会となった「きみのもとへ」にもにっこり。

この曲、めちゃくちゃ好きなのに何かライブで全然やらねぇのよなぁ…。
メンバーの中では“気安く乱用したくない”理由があるのかな。
「さわれない歌」とかも、好きな曲だからこそ“ここぞ”みたいな場面でしかやらない印象あるし。


新曲「いけないfool logic」もしっかり披露。

個人的に曲自体はカップリングの方が好きなんだけど、音源で感じたわちゃわちゃしていて何やってんのかよくわんないけど楽しそうな雰囲気を視覚でも楽しめたっていうのはライブならではの良さだったね。


「夏影テールライト」、実はユニゾンの中でもトップクラスに好きな曲。
…なんだけど、この辺から突然の腹痛がしんどすぎて全然記憶がない(笑)

『忘れられない今日になった!』
『忘れたくても忘れない 今を繋いでいく 僕たちのスピードで』

のノータイム繋ぎがめちゃくちゃカッコ良かったのは覚えている(小並感)


そういえば、最近はアンコール出てくるのがめちゃくちゃ早い。

多分、捌けてから1分くらいで戻ってきたかな?

ロックバンドらしさ、じゃないけど、当たり前に楽しいライブやるのが俺たちだ、っていうユニゾンのスタンスを感じた瞬間。



気がつけば上げるのがすっかり遅くなり年を跨いでしまったため、今年はユニゾンも20周年。
どうやら『Catcher In The Spy』リバイバルや武道館3days等、色々やるらしい。

武道館は全部平日なので社会人には厳しいところだけど、どうにかして1日くらい参加したいな。

11周年の時は大学生で、必修科目の試験と被って参加できなかった。
15周年の時は新卒1年目の繁忙期で、有給なんか付与されてないし、あったとしても使える時期じゃなかった。

今回はユニゾンの記念日をお祝いしたいぞー。

ではまた。