先日、ついに大学病院を受診してきました
前日まであまり考えないようにしつつも、受診日が近づくとやっぱり不安で…
「大丈夫、大丈夫」
と言い聞かせながら寝たけれど、当日朝早くに目が覚めしまい…二度寝しようにも全く寝付けませんでした
予約時間は10時
K医大まで約1時間かかるので、9時頃に家を出ました。
出かける前に、ひさ君の前でお祈り
「ひさくん。
これから病院に行ってくるね。お腹の赤ちゃん見守っててね。。。」
K医大への電車を待っていると、
「ここ(ホーム)に立ってるの、全然違和感ないな。」
と夫。
なんだか、K医大に向かうのがつい最近のことのようで。
もう、1年半経ってるのに…
案の定、K医大に着いても懐かしいっていう感覚はあまりなくて、最近まで来ていたような感覚でした。
夫は
「K医大はいい思い出しかないから、(ひさ君を亡くした)O医大に行くよりかは全然いいや。」
と言いながら久しぶりのロビーへ。
K医大のNICUで過ごした日々は約10日と短かったけど、毎日ひさ君に会うのを楽しみにして通っていたもんね
(思い出すとすごく寂しいけど)
K医大のロビー入るとすぐ、ロボットのPepperがいました
最近、導入されたみたいで写メ撮りたかったけど色んな患者さんに囲まれてたので諦め…
やるなぁ、K医大。
そして!
診察券を通したら、自動的に出てくるPHS。
リニューアルされてて、さらに見やすくなってました
またしても、やるな!
お金あるな、K医大
便利だ~
いざ、女性外来へ。
私の主治医だったK先生は毎週水曜日
ひさ君の時も書いたけど、K先生はハイリスク専門なので、今日来られている妊婦さんは何らかの理由がある人が多いのです。
母体に問題があるか、胎児に問題があるか…。
紹介状を受付に渡し、待つことしばらく。
・・・しばらく・・・
待つのは覚悟で行ったけど、一向に呼ばれず
まさかの4時間待ち
お尻が痛かった~。
座りっぱなしで足はだるくなるし。
お腹は空くし。
こんなに待たされるなら、お昼食べに行けたやんって思いました
途中まで小説を読んでいたけど、赤ちゃんの事を考えるとそわそわ
不安になると集中出来なくなってしまいました
緊張してたのか、何回もトイレに
時々、ベビちゃんがお腹を蹴って、トントンしてくれてる。
「元気だよ~。心配しないで。」
と言ってくれてるようにも思えたけど、いざもうすぐ呼ばれるっていう時には
「信じたいけど信じてあげられてない、ごめんね」
という気持ちでした。
診察の順番がやってきて、PHSからのお知らせ。
(二人前になると呼び出されます)
とにかく待ち疲れました
診察室に入ると、K先生が
「こんにちは~」とにっこり。
「こんにちは。先生、お久しぶりです~。」
と挨拶して。
「どう?あれから。赤ちゃん、どうしてる」
と聞かれたので、
「あれから手術をしたんですけど、亡くなったんです…。」と返事。
「そうだったのか…大変だったね…。次の子のことも心配だろうから、しっかり見て行こうか。」
とK先生。
腹部エコーでの確認を始めながら、
先生「手術はどこでしたんだったっけ?ウチ?それとも転院したんかな?」
私「手術はO医大でしました。」
先生「じゃあN先生やね。」
私「2回目の手術までして、成功したんだけどショックと敗血症で。。感染性心内膜炎にもかかってしまって結局…。」
先生「そうか~。。
そうか~。。。」
と残念そうな表情で手を動かす先生。
「旦那さんも見えやすいところに来てね。頭から見ていくね~。」と。
うぅ、緊張ドキドキ。
「頭は直径4cm位かな。ちょうどいいね。(横から見て)これが鼻で、高さもあるね。」
「全体は…うん、手足もしっかりしてるし体重はだいたい150gかな。週数通り。」
そして、いよいよ心臓へ。
エコー画面をじっと見つめる先生。
見た感じ心臓の部屋は4つあるような気はするけど…どうなんだろう??
「…うん、心臓の部屋はちゃんと4つあるね~。血液も心臓から出入りしてるし問題はなさそうかな。」と。
はぁ~。
それを聞いて本当に安心
緊張の糸がほどけました。
「まぁ、心臓の大きさはまだたったの1cmだからね。内臓の方も……うん、胃も肝臓もあって……今のところ問題はなさそうだね。」
と言われ、エコー終了
性別は言ってくれなかったので、まだ分からなかったのかも。。
改めて、先生と次回の予約なども含めてお話し。
ちょっとだけ来るの早いかなぁって思いながら来たって言うと、
「うん、ちょっとだけね。」
「全体的に見て、今は問題なさそうだし大丈夫だとは思うんやけどね。次は産科病棟の方でエコーしようか。20週になった時と、28~29週あたりで来てもらおうかな。」と。
おお、産科病棟ということはいよいよ本格的な胎児心臓スクリーニングだな
(外来でやると時間がかかりすぎるから特別な時間枠でやってくれるのです。)
これで何もなければ、今通ってる近所の総合病院で出産することになるんだけど…。
K先生の顔見たら、またK先生に取り上げてもらいたいなっていう気持ちにもなりました。(コラ)
K先生は癒し系で話しやすいしやっぱり大好きな先生です
ひさ君がお腹にいた時から毎回念入りにエコーしてくれて、ひさ君を取り上げてくれたK先生の顔を見たら泣いてしまうかもしれないな…と思ったりしてたけど。
赤ちゃんの不安の方が強かったせいか、むしろ、先生の顔見たらホッとしたな。。。
とにかく不安で仕方がなかったけど、今のところは大きな病気が見つからなくて本当に安心感でいっぱいです
これからもう少し心臓も成長して血管の走行も分かってくると思うから、次のエコーも気は抜けないけど…。
終わってからすっかり気分がハイになって、何度も夫と「良かった良かった~」と言いながら帰りました。
遅いお昼ご飯も美味しかった
両親と妹にも報告したら、ひとまず安心したようです
(妹は「大丈夫やと思ってたけどな」って他人事なんやから…)
天国にいるひさくん。
赤ちゃん守ってくれてありがとう~
にほんブログ村
にほんブログ村