はじめに | 34歳夫のくも膜下出血体験記~沈黙の不倫から11年~精神科入院中の夫と母子の歩む道

34歳夫のくも膜下出血体験記~沈黙の不倫から11年~精神科入院中の夫と母子の歩む道

2011年7月夫が突然くも膜下出血(グレード5)を発症。その後の不倫発覚…高次脳機能障害(精神科入院中)の夫とこの先どう歩んでいくのか。日々の揺れ動く心を描きたいと思います。娘21歳 息子15歳 妻(私)多発性神経鞘腫という持病持ち。これについても記したいと思います。

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私は、体中の色々な神経に腫瘍が出来る持病を持っている。

 

「多発性神経鞘腫症」

 

足や脇 現在数個抱えている。生活に支障が無ければ経過観察なんだけど、今回は脊髄腫瘍なので痛みが半端ない・・・

 

脊髄腫瘍は夜間の痛が特徴である。

 

3月下旬に脊髄腫瘍を発見し、夏休みに入る7月に手術をする予定だった。

 

しかし、6月頃から足の麻痺が出てきたので、夏休みまで待つことが出来ず、少し早め 7月5日に手術することになった。

 

6月下旬、入院日まで指折り数えて、これ以上麻痺が進行しないように祈っていた。

 

毎日 夜中に痛みで起きて、座薬を挿したりごまかしていた。

 

 

 

6月23日

 

いつもと痛みの感じが違う・・・座薬も効かない。

思わず唸り声を上げてしまう私の状況に、旦那は救急車を呼ぶ。

 

自宅までの道順を電話で説明し、少々時間がかかったが到着。

 

夜間救急に行っても、痛みを抑えることしか出来ないので、強めの注射を打ってもらって帰宅した。

 

その時には、すでに深夜2時。

 

「痛みが無いうちに少しでも寝て」

「ぶっちゃけ、お前に何かあったら困るんだわ・・・」と旦那が言う。

 

こんなこと言うなんて珍しい・・・

 

はっきり言って 旦那はあまり家族を大事にしていない。

エゴイストでナルシスト。

自分主体な性格。

家族より趣味。

モラハラもあったし、1ヶ月無視されたこともあった。

家族の為に・・・なんてこと、今まであったかな・・・

口喧嘩なんてしょっちゅう・・・

外でばっかり良い顔して・・・

 

でも会話はあった。

友達みたいな夫婦だねって言われたこともある。

全く優しくない訳でもなかった。だから人生の約半分 この人と過ごしている。

 

 

不器用な人だから・・・

 

 

 

家事育児なんて、本当に任せられるのか・・・そんな状況だった。

 

 

 

この頃はただ

 

麻痺が進みませんように・・・

 

私が入院中、無事に旦那と子供たち生活出来ますように・・・

 

学校遅刻しませんように・・・

 

旦那が幼稚園のお弁当ちゃんと作れますように・・・

 

 

 

 

それだけを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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