前回の記事⇨禁欲生活に耐える男たちの闘い① ⇦の続きです
翌日の夕方、よけいなことを言ってくれたあいつが寮の部屋に入ってくるなり言った。
「ぜったいこのままじゃ夢精しそうだったからトイレでしてきてやったぜ」
私の心のつぶやき「別に言わなくていいから」
でも彼の気持ちはよくわかります。
集中力を再起させるには確かにそれは解決策のひとつです。
しかし私は絶対にしない決意をしました。
警察学校のトイレでした場合、終わった後に絶対に惨めな気持ちに襲われることが予想できたので。
初めての帰宅まであと10日あまり。
なんとか耐えきろう。
長い長い10日間になりました。この期間に授業でやったことはおそらくほとんど身に入っていないでしょう。
すべてあいつの一言のせいです。
しかし私は耐えきりました。
一か月耐えに耐えて、ついに初めての帰宅の日がやってきました。
この日をどれだけ待ったか。限界はとっくに超えていて爆発寸前です。
毎晩夢精しないかヒヤヒヤしてました。
ついに初めて帰宅できる金曜日の夕方になりました。
警察学校では週末に帰宅する際には、どこに滞在するかを全員書いて提出しなければいけません。
しかし、この滞在先もどこでも許されるわけではありません。
基本的には実家、又は既婚者は自宅などでないと認められません。
私は親がいる実家を滞在場所に記載して提出しました。
しかし、警察学校から出所した私が申告した通り実家に向かうはずはありません。
今一番したいことを爆発させるには、実家ではダメなのです。
実家とはまったく違う行先の電車に乗りました。
ずっとずっとずっと×100耐えて耐えて待っていたのです。
十日前にあいつがよけいなことを言ってから爆発寸前を耐えてきたのです。
初めての帰宅の日、滞在場所として私が警察学校に報告してたのは、親の住む実家です。
しかし、私が実際に向かったのは、実家ではありません。
私が実際に向かった行先は、・・・
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人生最長のオナ禁期間を記録した警察学校最初の1か月。そしてついに迎えた1ヶ月ぶりの彼女との再会の時