ある時から


自転車に乗ると、なんか変だなぁと思ったら下血ってる!


その手の薬も使ってみましたが


どうも?なんともならない。


野生の感がやばいんじゃないかと言っています。


都合のいいことに近所に新しく内視鏡専門の個人病院ができたところでした。


インフルエンザの予防接種でそこの病院へ行った職場の同僚によると、若くて丁寧な先生が見てくださるとのこと。


普段は新しくできたばかりのせいか


空いてそう。



ちょっといってみっか。



と軽い気持ちで新しい病院へ行ってみたんでした。



顔を近づける検温して、用紙に必要事項を書いて渡すと


程なく先生から呼ばれました。


状態を話すと、


「それは内視鏡やったほうがいいですね。


内視鏡で何かポリープ状などのものを見つけたら切開します。


そうなると手術扱いになります。」



値段もアップするそうな。ひぇー


「お願いします」


とお願いして


仕事が休みのその週の土曜日に決めました。


看護師さんからその準備の薬をもらい、


注意事項などレクチャーをうけ


その日は帰りました。


職場でそのことを同僚に話すと


その人のご主人も腸ポリープをやってて、


なんと


ここ大事料金が


入ってる生命保険でカバー


できたときいて、目の色変わりました。


早速保険屋のおっさんに問い合わせると


ポリープが良性でも手術なので適用されるそうです。


ちなみに悪性ポリープは良性の4倍いただける。



だけど悪性は嫌だ! 当たり前だ!





当日もちろん絶食で、いや、前日から病人食で


それだけでなく


下剤?を1.8ℓ飲まなくてはならなくて


しんどかったです。


恐ろしいトイレ通いをしてから


歩いてすぐの病院へ向かったのでした。


上半身は甚兵衛さんみたいのに着替えて


下半身はあやしいネイビーの紙パンツに着替えました。



ベッドに横になると点滴が始まりました。


処置室にベッドごと運ばれると


「鎮痛剤入れますからね、眠くなりますよ」


と看護師さんにいわれましたが



ボーっとするけど眠くはならないのです。


いつの間にか始まりました。


お尻が痛い

やめてえええ


と思っても声にならない。


早く終わって!!


とそればかり思ってました。


薬が効かないのはわかってます。


多分精神安定剤を飲んでるから。


先生の


「これ生検まわして」


というのも聞こえました。


ああ、ポリープあったんだなと思いました。



それからなんとか終わって


看護師さんに薬が効かなかったことを言うと


「おっしゃるとおり、安定剤飲んでるからでしょうね。痛かったでしょかわいそうに。すみませんでした。」


と言って体をさすってくれました。


それから、体が薬から覚めるまで1、2時間寝てましたが、


業者に恐らく私の切ったポリープを手渡す声とか聞こえてきました。


生々しいな。


それから術後の説明が先生からありました。


「8ミリのしっかりしたポリープが2個ありましたので


切除しました。あと荒れてるところを一応とりました


。あとこれ、(画像を指して)ですが、ヒダのところなの


ですが問題ありません。


ポリープは多分良性ですが、念のため調べますね。二週間ほどかかります。


出血は痔かく(後でイボ痔とわかる)ですね。



〇〇さんの年ではめずらしくポリープがしっかりありましたので、来年も内視鏡やられた方がいいと思います。」


だそうな。



なんかぼーっとしたまま、お金を払って帰宅しました。


近くて良かったです。




んで、


結果良性


でした!


先生が


「このポリープはロー?で良性ですが、


悪性になる可能性もあるポリープなので


来年も内視鏡やったほうがいいですね。」だそうな。



ということは


お尻が下血ってなかったら


ポリープが悪化して


癌で死んでたってこと?


ありがとうイボ痔!あなたのおかげで助かりました。


というわけで


そういう年になったというお話しです。



長々お付き合いありがとうございました。