2日のハートネットTVを見ていただいた方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、それについて。
まず、30分枠では、三組を紹介するには短すぎたかもしれません。
そして、今回のテーマのためなのか、意識障害の方の年齢、状態が似通りすぎに思いました。
取材協力が偶然同年代の方々だったのかもしれませんが。
どの障害、病気にもさまざまな状態があり、同じ障害でも一人一人違います。
遷延性意識障害は、医療的ケア度も高い障害ですが、今回はたまたまなのか、医療的ケア度の点でも 私が知る中では比較的軽度の方々でした。
(もしかしたら、回復されて…のことかもしれませんので、その場合はご容赦ください)
母は、状態が、重いです。
表情豊かな三人の方々の状態(テレビで拝見する限りでは)とは、全く違います。
遷延性意識障害であっても、意識がある。
生きている。
番組をご覧になった人たちは、そう思ってくれるかもしれません。
私から見たら、それほど状態の良い方々でした。
一概には言えませんが、おそらく若いということも回復や安定に繋がっているのでしょう。
番組を通して『遷延性意識障害』が『植物状態』『脳死』ではない、ということだけでも認識していただけたら良いなと思います。