痴漢 | umechan のりらっくすたいむ

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ブログを見た人が どういうキーワードでここに来たか、が分かる機能があると気付き、見てみたら、「セドナ」の他に「痴漢」があった!  


笑い話コーナーで にやっとしそうなネタとして書いた話。


事件自体についてはある程度は真面目に書いたものの、

もしかして、痴漢に遭って困っている人たちが 何か情報を求めてこのページに来てくれてたら申し訳なかったので、もう少し詳細と予防法などを書いておきます。


私の場合は 特急の横並び2人掛けシートだったので、一般の通勤電車などの参考にはならないですが。 


まず、奴は 他にも空いている席があったのに、私の隣に来た。  その時は、パンを食べてたので、「かなんな、恥ずかしいな」と思った程度だった。

 今思えば、普通なら男性は男性の隣に座るよね。

 もし、こういう怪しい行動されたら、自分が移る方が賢明。

 (そのためにも通路側に座っておく方がいいね)


私はトイレが近いのと、窓側だと挟まれて閉塞感を感じてしまうので、普段は通路側しか座らないんだけど、

その時は 次の用事までに食事しとく必要があり、飲み物が置けるから窓側に座ってたのだった。


そして、奴は かばんを自分の膝の上、少し私側に寄せるように置いてた。 つまりそれで手を隠すの。


その時は なんだか狭いな~ と思っただけで、そこまでこっちスペースに入ってきてるわけでもないし、文句言えるほどでもないから だまってた。


それから、触り方は するする動かしたりしない!  たまたま

狭いから当たっちゃった、って感じで、そこにじ~~~~っとしてる!

 感覚って 不思議で、ずーっとあると 感じないでしょ?


車掌さんが通った時にも 私は 「もしかして。。?」くらいで、確信がなかったから 声を出さなかった。


が、奴が 車掌さんを見て ちょっと手を引いたので、

それで分かった!! やっぱり触ってたやん!! 


でも 車掌さんは行ってしまったし、しばし「どうしょっかなあ・・」 と迷っちゃった。 

 声を出すのもなかなかに勇気が要るもんです。


 でも、これは絶対触ってるし、かばんで隠してるなんて、初犯でないわ! と思ったので、 彼が油断してるタイミングで

突然手首をつかんで、その手を上に上げ、思いっきり大声で


 「この人、痴漢です! 助けて下さいっ!!!!」 


 奴は 慌てて 通路に逃げ出し、違う車両に向かおうとした。

 私は この野郎、離すもんか、と 服の端をひっつかみ、

 ずるずると 引きずられてしばらく 移動。


焦りながらも内心では 「こいつアホちゃうか、特急やで特急! 降りれへんがな!どこ行くねん?!」 と思いつつ。

 

一瞬は 周りの皆さんも 何事か、と凍り付いて動けなかったけど、すぐに2人ほど駆け寄って、「大丈夫?!」と声かけてくれたり、奴を取り押さえてくれたり。 


座ってたおばちゃんが 「車掌さん呼んだーげて! 痴漢やって!」 と叫んでくれて、誰かが車掌さんを呼びに行ってくれた。


車掌さんが来て 奴が観念した後、 やさしそうなおばちゃんが「大丈夫? 警察行ってもね、あいつがいる近くで住所とか言わないようにね」と声をかけてくれたりして嬉しかった。


ああいうとき、たいていはあっけにとられてしまって行動できないと思うけど、けっこう助けに来てくれたし、嬉しかった。


 ☆ 警察で ☆


 不快だったのはその後の警察も。  その話は「Best medicine」 のコーナーに書いたのだけど、もう少し書いておきます。


 「ほんまに (これくらいで)訴える?」 と聞かれたことと、

 

 同じ話を3回もさせられたこと。

 

 これ、腿をじっと触られたくらいだから まだよかったけど、

 もっとひどい被害に遭った人だったら、話すだけでも相当辛いと思う。 


 それに1人目のおっちゃんが 「訴えますか? こいつにも家族も仕事もあることやし・・」って言ったから、2人目に話した警察官だって、同じ思いで聞いてるんじゃないか、ただ 興味本位で話聞いてるスケベオヤジなんじゃないか、と、こちらも疑いで一杯になってしもて、すごい嫌だった。


 それと、調書の書き方。


 書き方の流儀があるとは思うんだけど、私が何の用事でどこに行くためにその電車に乗ってたか、まで 聞かれたの。

 そんなん none of your business!!(関係あちゃこ!) だよな= 


ついでに、今はどうか知らないけど、電車内での迷惑行為防止条例ってのが、大阪では制定されてたけど、京都ではなかったので、 どこで被害にあったのか、をえらい聞かれた。 


幸い 通過駅を見た記憶があって、大阪に入ってからも触られてたから、少なくともそっちでは 処分してもらえることに。


変な言い方をすれば、そいう条例の境界線をまたぐ時に痴漢に遭うなら、条例内に移動するまでもうちょい触られたままでいた方がいいってことになるなあ。。 


新聞社に連絡して取材してもらったけど、その条例のことだけが記事になってた。他にもそういう人を取材してて、今回はそれだけを取り上げたいから、と。

 警察のひどさも 私は取り上げて欲しかったんだけどなあ。。

 

 あ、もちろん、警察全員が悪いなんて言わないけど、あの発言は 立派なセカンドハラスメントだったよな= 

  

 以上、混んだ通勤電車などを利用する人には参考にならなかったかもしれないですが。


被害に遭ったら、頑張って声を上げましょう。助けてくれる人もいるよ。 

 (誤解、冤罪の問題もあって難しいけど、とりあえず 声を上げて確認したらよいのじゃないかな・・・ 確信がなければ 咳払いするとか「すみませんけど」と言うだけでも効果はあるかも。)