今年はいっぱい桜を楽しめた気がします。

例年よりも…ってわざわざ「今年は何日まで咲いてた」とか記録・記憶していませんが、長く咲いていた気がします。(気がしますばかり)


神奈川・妙蓮寺にて。
雨が降る前に撮れば尚良かった…



目黒区・かむろ坂通りにて。
ここの桜トンネル具合、とても綺麗でした。




目黒川の桜。桜名所の一つです。


目黒川沿いを歩くとこんな感じ。
何百メートルもひたすら桜なのは圧巻です。




駒込駅にて。
オペラの稽古帰りに「お、夜桜が綺麗だ!」と思って撮ったのですが、カメラのセンスの無さが際立つ結果となりました(笑)





神奈川・相模原市にて。
降りる駅を間違えて、目的地までやや早足で向かっている途中に見つけた桜。
癒されました!





普段写真をさほど撮らない自分がこれだけ撮っただけでも凄い事です。

人を撮るのは勇気が要りますが風景ならもう少し気軽に撮れるので、撮るように心がけてみましょうかね。


珍しく日常的な内容をお届けしました(笑)





♪今後の演奏のお知らせ♪

5/11(土)
オペラハイライト「リゴレット」(リゴレット役)
13:50~ 深川江戸資料館(清澄白河)

5/25(土)
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(レポレッロ役)
13:30~ MUSIC STUSIO MAYS(東松原)

6/1(土)
姫たちの夜会(コンサート)
19:00~ 鶴見サルビアホール 音楽ホール(鶴見、京急鶴見)


そこそこ過ぎましたが、3/16(土)にオペラ「ノルマ」の公演を終え、次に向けて譜読みしてる今日この頃。

今まで覚悟が無かったわけではないにしても、やはり自分の実力への自信の無さがあり、オペラの公演で主役級の役をやるのはまだ先の話だと避けていたところがありました。

でもそろそろそれを考えていかないと。そんな若いわけでもなし。

主役級の役を取れるにしろ取れないにしろ、「取りに行く」姿勢・スタンスというのは大切だよな、と。

自信の無さが歌や演技ににじみ出てしまっている部分もあるなあと改めて感じました。


自分は謙虚さを美徳とする価値観で生きてきており、それはそれで変えるつもりもありませんが(少なくとも人を見下す生き方だけはしたくない)、
それだけでもダメなのだ、と。



堂々と生きる。


普段からそうあれるようになろう。


それが舞台姿に良いように影響していくように。


バリトンやし。親父とか悪い奴とかの役が多い声種やから余計に。







今後の演奏機会、文字だけで予告します。


5/11(土)
オペラハイライト「リゴレット」(リゴレット役)
13:50~ 深川江戸資料館(清澄白河)

5/25(土)
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(レポレッロ役)
13:30~ MUSIC STUSIO MAYS(東松原)

6/1(土)
姫たちの夜会(コンサート)
19:00~ 鶴見サルビアホール 音楽ホール(鶴見、京急鶴見)



来月のオペラのご案内です。

荒川オペラシリーズ 第61回公演
V.ベッリーニ作曲 「ノルマ」
全2幕 字幕付き原語上演

日暮里サニーホール(ホテルラングウッド4階)
3/15(金)18:00開演(17:30開場)
3/16(土)17:00開演(16:30開場)
全席自由 4000円

        3/15    3/16
ノルマ    青木素子  神戸薫子
ポッリオーネ 山原卓実  宗像成弥
アダルジーザ 冨士野美希 竹村真実
オロヴェーゾ 青木貴義  寺西丈志
クロティルデ 岡田朋子  中川美智子
フラーヴィオ 阿部祐介  野口唯一
子供(両名両日) 寺山夏希 野澤舞桜

指揮  澤木和彦
演出  澤 麗奈
ピアノ 小堀能生



あらすじ(自分で書いたので上手くまとまってないかも)


ガリア地方の首領オロヴェーゾの娘ノルマは、彼らの信仰するドゥルーイディ教の尼僧長。
彼女は神聖な儀式を執り行い、民衆に預言をする立場でありながら、規律を破り敵国ローマの総督ポッリオーネと二人の子供をもうけていた。

しかしそのポッリオーネは若い尼僧アダルジーザにご執心。アダルジーザはポッリオーネに惹かれているが、規律を破る心苦しさ故に、僧長であるノルマに相談に行く。

最初は若い恋心を応援するノルマだったが、相手がポッリオーネと分かると穏やかではない。そこにポッリオーネが現れ、アダルジーザも状況を理解し、ポッリオーネを拒絶する。ポッリオーネはそれでもアダルジーザとの恋を貫く、と主張する。

ノルマはアダルジーザに二人の子供を託し、彼のところに行くように言うが、アダルジーザは彼は貴女の所に戻るべき、私は神殿に戻ります、とその頼みを断る。二人は深い友情を確認する。

これまでローマに反抗する民衆達の思いを彼の為に抑えていたノルマだったが、怒りに震え、ローマに立ち向かう事を宣言する。

神殿に侵入しアダルジーザを連れ去ろうとしたポッリオーネは捕らえられる。
彼を憎む民衆達は処刑を望むが、ノルマはそれを拒み、二人きりにして、彼にローマ人達も子供達もアダルジーザもお前の所業故に死ぬのだ、と語る。
再び民衆を呼び、儀式の生け贄の名を告げる、と言う。
アダルジーザを殺されると思っているポッリオーネは狂乱するが、生け贄は私自身です、とノルマは宣言する。
オロヴェーゾに子供を託し、ノルマと真の心を悟り改心したポッリオーネは共に火刑台へ向かう。



「ノルマ」は超絶技巧が大量に散りばめられ、ソプラノの難役として有名です。何より先ずはそこが聴きどころ。
そしてノルマとアダルジーザの絡むシーンは1幕も2幕も音楽の美しさが素敵。稽古で毎回うっとりさせられます。(よく歌えるなぁ、とも。キャストの皆さん素晴らしい。)

自分の歌うオロヴェーゾは民衆達代表、みたいな立場です。しかし最後に子供達を託されるシーンでは民衆と違い親としての姿を見せる、そこに人間性を感じています。

あと、あらすじ書いても思いましたが、ポッリオーネには本当に腹が立ちます。音楽に救われていますが、これを演劇で(歌無しで)やったらどこまでのクズ人間に描かれていくのだろう、と常々感じています(笑)音楽の力は偉大です(笑)



自分が歌うのは3/16(土)ですので、是非こちらに伺ってもらえたらと思います。
でも作品自体も素敵なので、3/15(金)しか行けない、という方も是非。

チケットご用命は
tmtr_terra@yahoo.ne.jp
まで。お待ちしております。