前回のタイトルは、「怒っても意味ないから」


今回のタイトルは、「怒る意味あるから」



怒る、機嫌悪くする。


そうすると、周りが気を使ってくれる。



怒ったり機嫌悪くすれば、周りが要求に応えてくれる。


怒る意味ある。



怒る意味あるから、また何か思い通りにならないときは、そういう感情を使って、周りを支配しようとする。



こうならないように、周りは機嫌悪い人の機嫌を取らない。


大人なんだから!と厳しい話。




赤ちゃんは、言葉というコミュニケーションの道具を使えないから、何か伝えたいことがあれば、泣くとか感情という道具を使う必要があります。


言葉を使えるようになっても、「あれ買ってー」という要求が通らない場合は、泣いたり怒ったりする。


そうすると親は仕方なく買ってあげる、なんてありますよね。


それで、コミュニケーションの道具として「感情を使う意味がある」と学習します。



意味があるから、そういう感情を無意識に作り出してしまう。



感情という道具で伝えるのは、子どもの手段です。


大人になったら、言葉という道具を使ったコミュニケーションが出来るようになった方がいいと思います。



「嫌われる勇気」著者の岸見先生は、子どもの頃から大人が教えなければならないと言っています。


感情を使って要求されても、その要求をのまない。


実際に岸見先生は、お子さんにそう教えて育てたそうです。


アドラー心理学は子育てについて海外では非常に評価が高いと言われています。


親が言葉ではなく感情を使って子ども支配しようとすることを厳しく否定します。


手をあげなくても体罰と同じ。そこに正義など何もない。というのがアドラーの考えです。



そういう親にならないためにも、感情ではなく言葉という道具を使って相手に伝えるようになるといいんじゃないかなぁと思います。



怒ったり機嫌悪い人がいても、その人の機嫌を取らない。


そうすることで、その人も「怒る意味ない」と学んでいけると思います。


感情を使って要求されても、その要求をのまない。



感情を使ったからといって思い通りになると思うなよ(キリッ


伝えたいことは言葉で伝えて下さいね(ニッコリ





妻の機嫌が悪いときに、夫が責任を感じてはいけない。

不機嫌でいるか上機嫌でいるかは、妻の課題。

その課題を勝手に背負うから苦しいのだ。


アルフレッド・アドラー