今夜は、トレンダーズ㈱主催のイベント、トレンダーズ・サロンに行ってきました
女性のキャリアに関連したテーマで、トレンダーズ㈱の経沢香保子社長がゲストと対談する形式で、大きく分けて2部構成。
第一部では、NEC㈱取締役/イプシ・マーケティング研究所代表取締役 野原佐和子氏、第二部では、サイバーエージェント代表取締役 藤田晋氏がゲストでした。
野原氏は、その活躍ぶりからすると、もっとギラギラした強そうなタイプを想像していたのですが、とても穏やかで落ち着いた素敵な女性でした。
壇上でのふんわりした雰囲気で、でもしっかりとした受け答えの仕方を吸収しようと、ずっとお顔を凝視してしまいました(それで身についたら苦労はないですけどね)。
以下、印象に残った内容。
・「女性だから」こんな待遇、というような受けとめ方は危険。自分の能力についての振り返りができなくなる。
→たしかに、女性だからかな~って捉えてしまうと、そこで思考停止になってしまって、せっかくの自分改善のチャンスを逃してしまいますよね。
・異質な存在(NECの役員では唯一の女性、しかも一回り以上年下)の私だからできることをすればよい、と考えている。
新しい風を吹き込んで、ウチウチでは気付かない視点を提供できる。「それは、どうしてそういう風にやってるんですか?」「もっとこうする、という方法もあるんじゃないですか?」
→ある意味、監査先では、単なる監査結果だけでなく、こういう外部者としての新鮮な視点からの意見も期待されていると感じるときがあります。なので、素朴な質問も失礼すぎない程度に臆せず投げかけていこうと思いました。
一方、藤田氏。
印象をまとめると、自然体で兄貴肌の人なんだな~と。
職人タイプより経営者タイプ、と自身でおっしゃっていましたが、何となく分かるような気がしました。(あ、あと横顔の鼻が高かった)
サイバーエージェントは、女性社員の割合が40%だそうですが、意外なことに、社内では管理者層の女性のロールモデルがいないために、先が見えないという理由で優秀な女性が辞めてしまうのが目下の課題とのこと。
先進的な企業でも、うちの会社の女性達と悩みは一緒なのね・・。
それにしても、いざ管理者としての役割をふられそうになると辞退してしまう女性が多い、というのはなぜなのだろう・・。
野原氏もおっしゃっていましたが、周りが大丈夫と思って任せようとしているのだから、チャレンジするだけしてみればいいのに・・(今の気楽な立場ではそう思っていたことを忘れないでおこう!)。
そんなこんなで充実の課外活動でした。
*心残りは、会場で会った友人達とごはんを食べる時間もなかったこと!
家が遠いとこういう機会が生かせなくてもったいない。
次回は実家に泊まる手はずを予め整え、かつ、その気合が空振りにならな いようにお友達にもアポをとっておくことにします。
(みんな~よろしくね~~)