十二国記新刊が話題になっていたので1冊買ってみたら、まんまとハマりました。 少女向けファンタジー小説、と見せかけて、かなり人の暗部を抉ってきます。 自分の醜さも一緒に対峙させられているようで、心に響きます。 愚かさとは、自身の恥部に気づかず、また気づいた上で放置し他人に責をなすりつけることをいうのだと、物語を読むと気づきます。 恥を知って改めていくことこそ、成長。 思春期に読んだた悶ただろうなあ。 今読んでも心にきます。