ブログをご訪問いただきまして、有難うございます。
このブログをお読みくださっていらっしゃる全ての皆様に、良き事が雪崩れのように起きる事を、お祈りさせていただきます。

さて、こちら東京地方では朝晩は結構涼しくなって来て、秋も近い事が感じられます。
皆様のお住まいの地域では、いかがでしょうか?
お風邪など引かぬように、くれぐれもお身体ご自愛くださいね。

なお、台風が近付いて来ている沖縄地方の方には、被害のない事を、心よりお祈りさせていただきます。


さて今回のブログですが、「人間関係のキモ・・・・・?」と題して、お送りさせていただきたい、と思います。

皆さん、生きていて、いろいろな悩み事がおありだと思います。
中でも一番多いのが、人間関係に関するお悩みなのではないでしょうか?

ラジオで人生相談のコーナーを担当なさっていらっしゃる、加藤諦三さんと言う方がいらっしゃいます。
その方が、ある時しみじみおっしゃっていたそうですが、「相談内容の9割が、他人を自分の思い通りにしたい、と言う悩みだ」そうです。

この事からもお分かりになるかと思いますが、人が生きて行く上で、他人との関わりは避けては通れない物であり、またそうであるが故に、常に悩みのタネとなってしまうんですね。

では、何故人間関係の悩みが生まれるか、と言うと、やはり10人十色、人の個性は皆それぞれ違うからですよね?
もっと詳しく言えば、物の考え方や価値観が違う、と言う事です。

しかし、ほぼ全ての人に共通して言える事があります。
それは、「自分が他人にして貰って嬉しい事は、相手の人だって嬉しいんだ」と言う事です。

つまり、「相手の立場になって考える」と言う事が、とても大事なんだと思います。

何だ、そんな事か、と思っていらっしゃるそこのあなた!
では、そんなあなたに質問させていただきます。

「あなたは、相手の立場に立って、今まで具体的にどんな事をした経験がおありですか?」

これって、結構なかなかすぐには思い出せないのではないですか?
物事を知っていても、それを実際に実行に移す、と言うのは、なかなかに難しい事ですよね?

ではここで、実際に相手の立場に立って行動した、人間関係の天才と言われる、日本の歴史上の人物をご紹介させていただきます。
その方は、農民出身ながら戦国時代の日本の天下を統一した豊臣秀吉です。

豊臣秀吉と言えば、立身出世のきっかけになった、ある逸話がありますよね?

そうです。
織田信長に仕えていた秀吉は、最初は草履取りの仕事でしたが、ある冬の寒い日に草履を懐に入れて温めながら信長を待ち、大いに褒められますね。

この事こそが、「相手の立場に立って考える」と言う事の、典型的な例ですよね。

今でも、冬の寒くて足元が冷える時、靴を温めてくれる人がいたら、とても嬉しいと思います。

これは、あくまでも象徴的な事例ですが、人は誰でも自分がやって貰って嬉しい事を他人からして貰えたら、とても嬉しい物ですよね?
例えば、最近でこそ少なくなって来ましたが、思わぬ人からの手紙やお中元・お歳暮と言ったような物は、不意に貰う物なので、とても嬉しかったりします。
ましてや、今の自分が欲しがっていた物を何がしかの手段で調べてくれて、それをお歳暮として贈ってくださったりしたら、その喜びは2倍・3倍になると思います。

これって、どうしたらこんな事が出来るのか分かりにくい、とおっしゃるかも知れません。

しかし、自分の立場と相手の立場を入れ替えて考えたら、いかがでしょうか?
思わぬ所に、意外なヒントが隠されているかも知れませんね。
まさに、「相手の立場に立って考える」のであり、「自分と相手の立場を入れ替えて考える」のです。

これこそが、生きて行く上で人が学んで行く事であり、生きる目的だと思います。
よく、「人生は修行の場だ」とか、「毎日が勉強」などと言う言葉を聞きますが、これはこの事を言っているのではないか、と思います。

こういう考え方が出来るようになる事が、これすなわち悟りの道への第一歩であり、少しスピリチュアルな言い方をすると、こういう考え方が生きている間に身に付かなかった人が、身に付くまで生まれ変わって修行を続けるのではないでしょうか?
いわゆる輪廻転生ですね。


話が少し横道に逸れたようですが、このような気持ちを皆が持ち続ける事が出来たならば、世の中には争い事がなくなるんだと思います。
そして、お互いに気持ち良く毎日を送る事が、出来るんでしょうね。

このブログをお読みくださっていらっしゃる全ての皆さんが、毎日心穏やかに過ごせますように、祈ってやみません。

今回も、最後までお読みくださいまして、有難うございました。(^◇^)