新年のあいにの
「ねー、にのちゃん。お餅食べていい?」
まったりお正月を満喫していたふたり。
夕飯にはまだ早い時間、小腹が空いたんだろう。
相葉さんが言い出した。
確かに俺の家だけど、今更そんなの了解とらなくたっていいのに。
そう思いつつ、この親しき中にも礼儀ありな相葉さんが好きだ。
「いーよ。好きにして。煮る?いや、焼くかあ。」
雑煮より焼くほうが手間がない。
そう判断して答えたのだがどうにも様子がおかしい。
様子というより表情が。
これは危険な予感。長い付き合い。さすがに分かる。
というより、最初の最初で気づかなかったのがおかしい。
どうやら正月ボケしてるらしい自分に苦笑した。
「んじゃ、好きに食べさせてもらうね!いただきまーす!!」
そう言って俺のほっぺをぱくんして、唇を存分に味わわれた。
もうすでに意図は分かっているけど抵抗してみる。
これはほら、そういう戯れだからね。
「おいっ!お餅食べるんだろっ!」
「そうだよ。お餅食べるの。世界で一番おいしくて~
俺しか食べちゃいけないお餅っ。」
キラキラした目でそう答えるとキスしながら慣れた手つきで俺の服を脱がしていく。
ほんっと何年経ってもこんなことばっかしてる。
「あ!姫はじめはちゃんとベッドがいい?」
どこに気遣ってんだよ。バカじゃねーの。
相葉さんの首に腕を絡ませ暗に早く食べてと示せば
ソファに深く沈められた。
2024、いい年になりそうだ。
PS (’◇’)お餅もいいけど今度はパンがいいかなあ?
ホームベーカリー、可愛かったですね♡
これのもっと簡単なのを某ゆんちゃんに送って
てのはどう?と聞いたら「いいと思います」と返事が来たので
こうなりましたwww
★おまけの翔潤
「潤!潤!!あれ言って。名セリフ。」
開口一番、なに言ってんだ?と眉を顰めるが
翔くんは全く気にしないで楽しそうに同じ言葉を繰り返す。
つか、なんだよ。名セリフって。
いつもは理路整然と分かりやすく話してくれるのに
時折ノリ優先で訳の分からないことを言い出すんだよなあ。
ま、ノリのいい翔くん、大好きだけど。
「道明寺!!」
ああ。その一言で理解できるって俺らほんっとどうかと思う。
なんて、ちょっと嬉しいんだけどね。
年始の翔くんの番組を俺がちゃんとチェックしてるって
分かられてんのはちょっとくすぐったい。
「早くー!じゅーーーーん。」
期待に目をキラキラさせちゃって、しょうがない人。
そんなのまさにさ。
「お前、俺に惚れてんだろ。」
「惚れてるよ!!素直で可愛くて嘘つけなくてくそ真面目な潤に惚れてるよ!」
…それが言いたかったの?
もう~~。翔くんのばかぁ。
膝から崩れおちそ。
「おいで、愛してるよ。」
ぐっ、、、そ、、、そっちか。
も~~~、翔くん好きぃ~~~~~
思いっきり翔くんに飛び込む俺だった。
お粗末様でした♡