子供は大人が考えているより大人の事を見て、考えている。
そんな事は、誰もが分かっているよ、と言われてしまいそうですが、事実でしょう。
たとえば、地下鉄に乗っていても子供達の目線の先には常に大人がいるわけで、その大人の顔が疲れ果てているのか、憎しみや怒りに満ちているのか。なんなのか。いずれにしても、子供達は良く見ている。
これが、家族であれば余計にそうであると思う。
以前、子供が登校拒否になっているという方から相談を受けた。
いろいろと見えない世界を探ってみると、子供さんの甘えでもあり、でも良く視ていくと、息子と母親というたった二人の家族だからこそ、子供が母親を心配して学校に行かないのかもしれないと感じた。やはり子供は母親の変化を感じ取っているのだ。
アドバイスの方向性は、子供に対してというよりも、相談者であるお母さんに対しての方が良いようだった。
最近、同じ内容を書く事が多くなっているようにも思うが、心が固まっている人が多いように思う。
それは1つの流れとして、偶然なのかもしれないけれど、ご相談者の中に結構、心が動かなくなっている方が多いように思うのだ。
どのように感情表現をしていいのか。どのようにストレス解消していいのかが分からないのだ。悩みと虚無感と疎外感と・・・それらが余計に心を固くしているのだ。
最近、思いっきりいつ笑いましたか。という私の質問に驚かれていた様子だった。続けて、最近、いつ号泣しましたか。と質問しましたが、やはり、そのような事は無かったのでしょう。
私の話で、ハッとされたのかもしれません。
お子さんは、お母さんの顔が冴えない。そして何か元気が無い様子を心配して学校に行かないのかもしれないのです。二人だからこそ
男の子だからこそ母親を守りたいという思いが強いのかもしれません。
何を伝えたいのか。それは、号泣できたり、腹を抱えて笑える映画を見、好きな音楽を聞き、綺麗な景色を見たり、とにかく、心動かされる感動を得る時間を持つ事がやはり大事ではないかと思うのです。
皆さん、いかがでしょうか。
最近、感動していますか。
シックスセンス管理人
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