お酒を飲むと人が変わってしまう。
飲んで酔いがまわってくると豹変する。
人格がかわってしまう。
世間では、酒乱などと言われるかもしれません。
飲んでない時はいい人なのに、なんていう話を耳にした事があるかと思います。
私は、お酒の席で目の当たりにしました。
知り合いが男性ばかり 9人集まった飲み会での話です。
その当事者は、20代後半のやり手の青年で、お酒も強いほうだったと思います。
座った席は、その青年の正面に私が座り、となりに還暦を迎えられる大先輩が座りました。
皆、ビールを頼み乾杯も済んで、お酒も入り、話が盛りあがっていい感じに時が流れているようでしたが、どうもその青年の様子がおかしくなってきたのに気が付きました。
見ると、目が完全にすわり、となりに座っている大先輩に肩を組んで、バンバンと叩きながら
「おい、○○、お前はダメだ、もっと動け、俺たちの言う事を聞け。」
などと……
酔っ払ったとしても、とても人生の先輩に向かって言ってはいけないような事を連発していました。
確かに、その職場ではその青年のほうが立場的にも上なのは事実なのです。
ですが、この時は酷かった、いや、酷すぎです。
しかも、年上に向かって始終呼び捨てで呼んでいましたし、他の参加者にも絡みだす始末。
これは、ちょっとまずいなと感じて、場を繕うように何度かフォローはしていたのですが、さすがに大先輩は、途中から口を開かなくなりかなりご立腹のようでした。
後から聞いたのですが、この青年はお酒を飲むといつも気が大きくなってこんな感じでトラブルを起こすことが多いようなのです。
本人は途中から全く記憶が無いそうで……
普段は仕事は真面目で、細やかな気遣いの出来るの人なのですが、お酒が入ると人格が変わり、泥酔するまで飲み続けて、車に乗ってどこかへ出かけてしまう…… と困ったように言っていました。
そんな彼も、やはり霊媒体質なのです。
憑依現象によって、お酒を泥酔するまで飲み続けてしまい、記憶が無い状態でトラブルを起こしてしまう。
困ったものです。
このような本人に自覚が無いだけで、霊媒体質の方は沢山いるのです。
当たり前の日常生活の中に「見えない世界」は存在します。
シックスセンス管理人