6月になりました。
時折暑さと強雨にやられながら、
現在も変わらず感染予防につとめつつ、
狭い作業部屋で「あーでもない」「こーでもない」やっております、あはは。
そうそう、声をかけて頂いておりました夏祭りが中止との連絡を先日頂きました。
丁寧な文面に添えて頂いたアツいメッセージに胸打たれ、元気を頂きました。
踏ん張るぞ!
やってくぞ!
来年に目を向けてやってくぞ、うん。
CD制作も今は中断しておりますが、
状況とタイミングを見て再開したいなぁぁぁぁぁ。
さて、
能も引き出しもない篠原ですので、
またまた最近読んだ本の紹介です。
『泣くな研修医』 中山裕次郎
頑張れ、負けるな、雨野! 一人の研修医の成長を描く医療小説。著者が現役の外科医さんとのことで、すっごく読みやすい文章の中に、最上のリアリティーを感じます。Prat4で号泣。一気読みの果ての「じんわり感」が最高。自分の「その時」のためにも読んでおいてよかったかな。文庫で第二弾も出ていて、既に購入済みです、あはは。
『里山奇談』 coco, 日高 トモキチ他
最近、怪談や心霊にハマっている篠原が、タイトルだけで手に取った本作品。本作は怪談ではなく「奇談」。怖いというよりは、自然の中の「不可思議」。云わば、この世とあの世の境界線上にあるお話ばかり。変に盛り上がりを狙ったオチがないのがいい。在ったこと、遭ったことの淡々とした語り口がいい。文庫で第二弾も出ていて、既に購入済みです、うふふ。
『凛』 蛭田亜紗子
時は大正、開拓期の北海道。タコ部屋で強制労働をする羽目になった男と、乳飲み子を預けて遊郭で身を売る女。死がすぐ隣りにあった時代に、懸命に抗い生きる人間の姿を描いた強烈な作品。描写がすごい! 生々しい! 熱が、臭いが、情が、息遣いが、次々になだれ込んできます。ココロ、相当削られますが、読むの止められませんでした、あはは。
篠原@創作部屋にて、
増田俊郎『「蟲師」のテーマ』を聞きながら♪
アニメ蟲師サントラより。
里山奇談を読んでいる時のBGMにしていたら、
何だかすっごくハマってしまいました。
時にザワザワしながらも、
すぅ~っと精神が落ち着いてゆく感覚が好きです♪
◇篠原宣義オフィシャルウェブサイトぉ!◇
http://nobuyoshi-shinohara.com/
ぜひご覧下さい♪