やってはいけない。 | 「セックスレスする側」旦那の言い分

「セックスレスする側」旦那の言い分

結婚して早十数年。
過去に3年程レス期間がありました。
しか~し、5年程前に克服。
あの頃の自分に戻らない為、今の自分を戒める為、かつての「セックスレスする側旦那」のひとりごと。

と言う訳で、前回の続きです。

回りくどいことを書くのもなんですから、結論から書きますね。

私からやる気を奪った妻の行動とは・・・、ズバリ「寝落ち!眠いです。(う~ん、恐ろしい言葉だ)

で、事の経緯を書きますと、事件?が起こったのは昨年11月某日の夜のこと。

その日は結構仕事が忙しく、夫婦そろって寝室に行くのも遅かったんです。
営み間隔は、5~6日ほど空いてたんですが、「さすがに、今日はないな」と私は思っておりまして、そのまま寝るつもりだったんですよ。

すると私がベッドに入るや否や、妻が体をピタっと寄せてきまして、足を絡めてくるわけですよ。
「まぁまぁ、そうやって寝たい時もあるだろ」と思いまして、放っておきますと、今度は息子さんを触ってくるんです。
まぁ、さすがに感の鈍い私でも「あれれ?しようサインか?」って気付きますよ。
しかし、妻とは言え女性に対して「したいの?」てダイレクトに訊くのもデリカシーに欠けますから、思い切って妻のオマタをパンツの上から触ってみたんです。(まぁ、この行為も、かなりデリカシーに欠けますけど・苦笑)
するとなかなかの湿り具合。
おまけに声も若干漏れてくる・・・。

ここからが、葛藤の時間ですよ。

付き合って一か月くらいの関係なら、0.1秒のためらいもなく覆いかぶさるのは間違いなし!
新婚一か月でも、1分くらいは躊躇するものの覆いかぶさるでしょう。
が、しかし、私は結婚17年目で四十絡み。おまけに心の準備が十分にいるタイプですから、そう易々とは覆いかぶされる訳がありません。

しかし、相変わらず息子さんをイジリ続ける妻・・・。
私も3分位躊躇したでしょうか。
でも「妻も仕事と家事を頑張ってくれているし、営みの間隔も最近空いている。ここは、妻の要求に応えるのが夫の務めであろう。しかし、義務的営みはすぐに見破られるもの。ここは私も眠いが、一つ気合を入れて営むか!」という結論に達した訳ですよ。

書けば簡単ですけど「寝る体制⇒営む体制」に気持ちを持っていくのは、結構大変なことなんです。
例えれば、すっかり寝る気満々で布団に入ったところ、急に今から400メートル走れ!(100メートルでないところがミソ)って、言われれば「え~、今からじゃムリだよぉ~」ってなりますよね?
そりゃぁ、走るのが好きな若いもんは「いいよ!」って、発進できるかもしれませんが、こっちは40過ぎで、走るのは好きなものの、念入りな準備体操がいるタイプですよ。
準備無しに走っちゃうと、転ぶくらいならまだしも、アキレス腱をいわしかねないですからね。

え~っと、かなり分かり難い例えだったらすいません・苦笑
まぁ、要するに「寝る⇒営む」に持っていくには、かなり心の準備がいるってことです。

でも、そこを何とか気持ちを切り替えて、胸から攻め始めますと中々の好反応。
「やっぱり、そういう事だったか!」と内心納得しましたし、始めてよかったと思ったのですが・・・。

やがて、胸から攻撃は下のほうに向かいまして、最終的にク○ニをすべくパンツを脱がせて、足を開き顔を近付けたところ、上の方から「ス~~、ス~~」って聞こえる訳ですよ。
「え?ま、ま、まさか寝息?これからという時に?そんなバカな事はないでしょう」と思い、そぉ~と顔を見てみると、な、なんと寝てやがる!むかっ

もう、その時点で営みのモチベーションがプツンと音を立てて切れまして、速攻妻のパンツとパジャマをはかせまして、「眠いのに、無理に起してごめんね!」と捨て台詞を残し、妻に背を向けてふて寝ですよ。

私の突然の行動に、妻も一瞬寝落ちした事に気づいたようで飛び起きて「ごめんなさい」って謝ってきたんですが、私としては「自分から誘っといて、途中で寝るんかい!」って事で怒ってる訳ではなく、「寝落ち=あんたとの営みは眠たいんじゃぁ~」って言われたようで、ショックで、ショックで戦闘能力0ですよぉ。

巷では「男を貶すには、その営みを貶せば十分」なんてことを言いますが、それはホントにその通りだと思いまして、男って言うのはプライドの生きもんですから、特にそこを貶されるのはかなりこたえると思うんですよ。

私は、今まで関係を持った女性に恵まれていたせいか、丁寧に指導してくださった女性はいたものの、「下手、早い、小さい」等のプライドを傷つけられる様な事を言われたり、あからさまに不快な態度をとられたことが一度もありません。
にもかかわらず、よりによって妻にこのような仕打ちを受けるとは・・・。

もちろん、妻に悪気が無いのは分かってるんですよ。
しかし、眠いのであれば、私のスイッチが入る前に止めるとか、例えスイッチが入っていようとも一言いってくれれば、私なんてやりたい盛りの10代や20代じゃないんですから、容易にスイッチをオフにする事なんて訳ないんです。
それを、パンツを脱がす一瞬の隙に寝落ちしおって!

まぁ、言いようのない怒りと屈辱を感じながら、そのまま寝てしまったんですが、それからしばらく経った頃、人の気配で目を覚ますと、妻が「ど~しよぉ~」って言いながらベッドの周りをウロウロ歩いてるんですよ。
「寝られないの?」って声をかけますと、「こんな状態じゃ、寝られないよぉ~。ホントにごめんなさい」って平謝りしてくるんです。
さすがにその姿を見ると可哀想になって、「おいで」ってことで最後まで営んだんですけど、ちょっとこの一件が引っかかって、その後の回数は減っちゃいましたね。

まぁ今では、その事もあんまり気にならなくなりましたけど、ふと思い出すと嫌~な気分になりますね。

そこで、女性の方に言いたい!
「寝落ち」は、ダメですよ!
結構、男性はショックを受けますから・苦笑。
どんなに営んだ相手でも、営むときは常に緊張感を持って事に臨みましょう!
まぁ、これは男性にも言えることですけどね。

「親しき中にも礼儀あり」を、身をもって体験した出来事でございました。(うん?ちょっと違うかな・笑)