12月9日 お休み2周期目(D10) 基礎体温 36.22℃

昨日、何か書くことがあるようなあるような。。
って思いながら思い出せずにいました。

そうそう、やっと思い出したのですよ。


1年前の昨日の12月8日。

初めての精液検査で、
「精子がいません」
と言われた日。


だったのです。


忘れたほどだから、大したことじゃないはてなマーク

とも言えるがな・・・ムムム


精子がいないなんてそんなこと想像だにせず、家で採取した精液を婦人科に持ち込んだ日。


結果を聞くために二人で待合室にいたら、当初は培養師さんから検査結果の説明をしますと言われていたのに
「先生からお話がありますのでもうしばらくお待ちください」
と言われて、イヤな予感がしながら呼ばれるのを待った日。

精液中に精子が1匹もいません

そう言われて、頭の中が真っ白になって、総合病院の泌尿器科への紹介状を渡された日。

ふたりして一言も口を聞かずに帰路につき、家に帰ってきてからも黙って座っていただんなちゃん。


無精子症について検索しまくり、無精子症には閉塞性と非閉塞性の2通りあり、両者は全然違うことを知った。

閉塞性ならば精子が見つかる可能性が高いし、非閉塞性ならとても低いということ。


北九州のセントマザー医院が、『最後の砦』と呼ばれていて、そこでは精子が見つからなくても後期精子細胞さえ見つかれば望みが持てるということ。


ベッドに入って電気を消した部屋で、だんなちゃんと泣きながら話した日。

「あんたはまだ若いから、やり直すこともできる」
って離婚の話を持ち出されて、泣きながら
「そんなこと言わないでビックリマーク
って言った日。


今、1年前を振り返ると、あの日はホントに、結婚生活の中ではダントツにどん底の日だったなぁ。


せめて、閉塞性であってくれたら・・まだ望みはあるんだ、そう思っていたけど、1ケ月後の泌尿器科では非閉塞性と言われる。

でも諦めきれない気持ちは二人一致して、最後の砦のセントマザーに行こう!と決めた。

TESE(タマタマを切って中の精子を探す手術)の予約が半年先と言われて、それまでの間は本当に悶々と過ごしました。

大好きなのに、だんなちゃんのこと嫌いになれたらいいのに、そしたら離婚するのに、と毎日思っていた時もありました。


でも、本当に幸福なことに、治療に進めることになりました。

今年2回、顕微授精にチャレンジすることができました。


『最後の砦』に行っても、精子も細胞も見つからなかった方も大勢います。

私たちが、後期精子細胞だけとはいえ、見つかったことは本当に幸運なこと。
今、自分がしていることを、当たり前のことだと思っちゃいけないのです。


1年経った今も、だんなちゃんと笑って過ごす毎日があって、本当によかったなぁ。

幸せだって思える毎日を過ごせていること、本当に嬉しいことです。


欲を言えば、1年後の今頃、家族が増えてたらもっと嬉しいけどラブ

この1年も長かったようであっという間だったと思う。

きっとこれから1年も、時間はゆるりと、でも振り返ったらあっという間に過ぎていくことだろう。


「今」という時間を大事に過ごしたいと思います。

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