―――12/31 9時5分 白玉楼

「妖夢~、仕度出来た~?」
「待ってくださいよ幽々子様。仕込みに時間がかかるんですから」
「あはは…。手伝えることはないかな?」
「あ、そこの野菜洗っといてくれませんか?」
「分かった。やっとくよ」
今日は大晦日。
今年最後の日であり、新年を迎える節目の日だ。
「ふぉふぉふぉ、朝から何をしていると思えば、宴の準備か」
「そうねぇ…。でも今日は竜治もいるし、早く終わりそうね」
現在9時8分。
この調子でいけば30分前には終わるだろう。
「よかった~。ちょっとだけだけど、料理ができて」
「竜治さん、次これお願いします!」
「了解!」
朝からバタバタしているが、これは毎年のことらしい。

さて、ここで状況を説明しよう。
現在、白玉楼では僕と妖夢さん、それから半霊がこれでもかというくらい調理をしている。
理由は今日博麗神社で行われる、年越しの宴に用意する宴会用の飯を作っているからだ。
みんながくるため、量が多く、作るのは一苦労だ。
…小学校とかで給食を作ってたおばちゃんたちもこんな気持ちだったのだろうか?
もしそうだとしたら、感謝しないとな。

―――10時35分 紅魔館
「咲夜~。準備できた?」
「もう少しお待ちください、お嬢様。…うん、これで良し」
「パチェは?」
「私はできてるわ。一応魔導書持って行くけど」
「これでみんな準備できたわね。それじゃさっそく行きましょうか」
「美鈴、留守番よろしく」
紅魔館を出る。

「…あれ?私は連れてってくれないんですか!?」

―――11時40分 魔法の森
「アリス~、準備できてるか?」
「もう少し待って頂戴。あと一つだけ…」
「おう、待ってるから早くしてくれよな!」
宴会用に作った料理と、愛用の人形を持つ。
「できたわよ」
「お、早いな!…ところでその人形はいつも持っているけど、何か意味あるのか?」
「お、お守りみたいなものよ!」
「そうか。それじゃさっそく行こうぜ!」
「あ、ちょっと魔理沙!待ってよ!」

―――午後16時 博麗神社
「そろそろみんなが来る頃かしら…」
「霊夢が見たことないほど目が輝いてる!」
「当たり前でしょ!久しぶりにまともなご飯が食べれるんだから!」
いままでの雑草生活とはおさらばよ!

―――午後17時 博麗神社
「よいしょ…と」
持ってきた荷物を下ろす。
「お疲れ様です、竜治さん」
「うん、お疲れ様」
意外と量が多くて大変だったけどね、と心で言っておく。

―――午後18時30分 博麗神社
「早くしろよアリス~!」
「ま、魔理沙!早すぎだってば!」
「時間は待ってくれないんだぜ!早くしないと飯が食えなくなる!」
「そんな心配しなくても平気よ!量が多いんだから!」
「時間は待ってくれないんだぜ!早く行くぜ!」
「もう!待っててば!」

―――午後20時 博麗神社
「竜治~、お酒入れようか~?」
「いや、まだいらないです」
「何よ~、私のお酒が飲めないっていうの~?」
…完全に酔ってるな、幽々子さん。
「あら竜治、全然飲んでないじゃない。一杯どう?」
「いらないです」
「何よ~、私のお酒が飲めないっていうの~?」
…霊夢さんまで酔ってるし。

―――午後23時 博麗神社
「ふぅ、さすがにきついな」
料理の量が多く、なかなか減らない。
幻想郷の住人もすごく多いのに驚いたが、みんなの食べっぷりにも驚いた。
自分なんか、自分の分を食べるのに必死なのに、取り合いをするところもあった。
「少し夜風に当たってきます」
「ふむ、あまり長く当たるなよ」
そういわれて境内に出る。

「ハハ、ちょっと食べすぎたかな」
外の世界では一人暮らしで、こんなに食べることはなかった。
「…外の世界、か。僕もこの世界に慣れちゃったんだな」
この世界に来てからいろんなことがあった。
あの日、僕がこの世界に来てから、非日常な生活が始まってから。
いろんなことを経験した。
いろんなことを学んだ。
そして、この幻想郷の人たちと関わりあえた。
僕は、そのすべての奇跡に感謝していた。

―――午後23時50分 博麗神社
「あれ?竜治さんは?」
「夜風に当たってくるといっていた。境内にでもいるのじゃろう」
「むぅ。そろそろ時間なので呼んできますね」
境内に向かうと竜治さんの姿が見えた。
「竜治さん、何してるんですか?」
「ん?ああ、妖夢さん。空、見てごらん」
「え?…うわぁ」
空を見ると、そこには流れ星が無数に落ちていた。
「流星群を見ながら年を越せるなんて、なかなかできないからね」
「そうですね。何十年…何百年に一回ですもんね」
しばらく私は、大晦日に流れた奇跡の流星群を見ていた。

「さて、妖夢さんがここに来たってことは、そろそろ時間かな?」
「え?ああ!そうだっだ!私、竜治さんを呼びに来たんだった!」
「あっはは、妖夢さんらしいや」
「どういう意味ですか、それ」
「なんでもないよ。それより…」
「どうかしましたか?」
「妖夢さん、みんなをここに呼んできてもらってもいいかな?」
「え?いいですけど…ああ、なるほど」
「うん、それじゃ頼んだよ」
「はい!待っててください!」

―――午後23時55分 博麗神社・境内
「何よ竜治。みんなを外になんか呼び出して」
「それは上見るとわかると思うよ」
「上?上なんか見たって…ああ、なるほど」
「うわぁ、綺麗…」
「ほぅ、わしも何百年も生きてきたが、こんな日は初めてじゃ」
各々が感想を口に出す。

―――午後23時59分 博麗神社・境内
「さあさ!早く並んで!記念写真を撮りますよ!」
神社を背にみんなが並ぶ。
「竜治さんも早く!」
なんか危険が迫ってるようなセリフに聞こえる。
「竜治さん!こっちです!」
誰かに引っ張られた先に立つ。
隣には妖夢さんがいた。
「さあみんな!カウントダウンを始めるわよ!」
霊夢さんがこちらを見る。
―――あと20秒。
手で霊夢さんに告げる。 

カウントは15から始まった。
12、11、10―――
「竜治さん」
「ん?なんだい、妖夢さん」
⑨、8、7―――
「私、この一年幸せでした」
「え?」
6、5、4―――
「師匠や…竜治さんに会えて」
「…うん、僕も」
3、2、1―――
「楽しくて幸せでした!」

『HAPPY NEW YEAR!』

その瞬間、カメラのシャッターが閉まる。
映し出された写真にはみんなの笑顔が詰まっていた…
新年、あけましておめでとうございます!
今年もつまらない二次小説作り上げていきますので、よろしくお願いします!
それではまた、多分1時間後に会いましょう!w
まとめって言っても2日目しか参加してないから何とも言えないけど…
今回は例年より多い55万人!
土日開催っていうのが大きかったのかな?
黒子のバスケ関係もやってればもっと多く来たのかもな~。
なんか模倣犯まで出てるし…
早く脅迫犯捕まって!

2日目は雨の中開催されたけど、みんなすごいねw
欲しいもののためなら外に並ぶことも躊躇わない…
そこらへんは見習っていきたいな~(そもそも次参加できるのいつだろ?)
次はR-18本買える頃に行きたいな(爆)
あと…3、4年後か。

企業ブースは地獄絵図だったw
どこっても大行列。
先の記事の物は並ばずに買えた物。
欲しかったものがあんまり手に入らなかったので、あとは通販とかに頼るか。

そういえば僕が立ち上げたサークル『ROZE』
これに関してはある程度ネタが溜まっているので、あとはwordなりメモ帳なりにまとめて書けばいいかな?
詳しいことは追々調べることでw
サークル参加はもうチョイかかりそうですw

それでは最後に。
来年、再来年も楽しいコミケを作りましょう!
大晦日に冬コミ2日目の戦果報告で申し訳ないです。それでは早速参りましょう。


あ~るの~とさん
東方蓬千響・第7回東方M-1ぐらんぷり
CDは蓬千響のおまけ。
クリアファイルはセット購入特典。
入ってすぐ向かい最後尾が外にあった。
買えないと思ったけど、思った以上に在庫があったため難なく購入!



七六要塞さん
幻想郷大運動会 ~二百湯旬の一閃~ 其の壱・肆・伍
東方縁宴劇
妖夢のコード巻き取りホルダー
前々から欲しいと思っていた物。
今回はR-18本が新刊だったので、大運動会とホルダー、小説を購入。
会計の人、まどろっこしくてすみませんでした!




舞風さん
夢想夏郷 1・2巻
これはたまたま通りかかって買っておこうと思ったから。
相変わらず豪華な声優に驚きw
次回作も期待してます!
ポストカードは2巻のおまけ。

ここまでサークル。
幽閉サテライトさんとか満腹神社さんとかもよりたかったけど、金と時間的に無理だったんで妥協。
今度は絶対買う!




プレシャスメモリーズさん
魔法使いの夜 サプライセット
内容はストレイジボックス、スリーブ65枚×2、デッキセパレーター×2、PRカード「蒼崎青子」
本当は初音ミクがよかったのに売り切れだったので。
スリーブがいい感じなので何かに使うかも。


PRカード「初音ミク」
無料配布。
販売されたら買う!絶対に!



ChaosTCGさん
東方混沌符スターターデッキ「妖々夢編」
スリーブ「魂魄妖夢」
何となく衝動買い。
ルール知らないのにねw

以後、まとめに続く

Android携帯からの投稿
久しぶりにまともなブログを書く気がするw

新年まであと少しですね~!
今現在、僕は神奈川の実家にいますw
猫物語(黒)なう。
さあ、今年もあと少し!
頑張りましょう!

あ、このあと冬コミの戦果報告します!