前回どよ~んとなった母 を気遣ってくれたかのように
聴力検査の結果がじわり良くなっていました

さらに嬉しいことに

『音を探索している様子が見られる』

とSTさんからのコメント!


いつもと変わらず
裸耳では全く反応が見られないのですが

補聴器を付けた時に、あたりをキョロキョロ見回す様子が私にも分かりました。


音のある世界へようこそ


聴力検査の結果をもとに、先生が詳しく説明してくれました。

難聴の原因はいろいろあるようですが
三女の場合は


蝸牛神経形成不全
(かぎゅうしんけいけいせいふぜん)


これは昨年のCT検査で分かりました。

蝸牛とはイラストの⑥の部分で、いわゆるカタツムリと言われてます。
{353F6A2E-AF0E-4B83-A23F-3A373399C0B0:01}

{A7056C37-202E-4C37-B8E1-25EF25297D3C:01}

カタツムリから大脳につながる聴神経が極端に細いので
音の信号が脳に伝わりにくいようです。


CTでは聴神経は映らないので

極端に細い、あるいは無い

と言われていました。


けれど音への反応があるので、聴神経は細いながらもあるだろう、との事。


この聴神経への刺激は、小さい時の経験が大事で

後々大きくなった時に顕著に表れることが多いらしい。


この刺激と言うのが補聴器を使った音入れの事。


以前はCTやMRI検査で聴神経が見えないと診断された場合、
補聴器しても効果がないのだからと、装用することもなかったようです。


けれど今は
聴神経がないのではなく、画像で映らないくらい細くあるかもしれない。
だから補聴器は必ず装用しよう!


という時代になったようです。


三女は一日にトータル2時間程度の装用ですが、今はこの位でも大丈夫と言ってもらえました。

たった2時間
2時間も

に変わった瞬間、私の気持ちがとても軽くなりました。


三女の為とは言え、補聴器をつけているのって本当に大変なんです。

補聴器の意味すら分からない三女にとっては、ただの邪魔なもの。
すぐに外して口に入れます。

私にとっては、少しでも音の世界に気づいて欲しい大切なもの。
三女の体の一部。
嫌がる三女に無理矢理つけます。

つけている間は
三女のそばから離れることも
目を離すこともできません。


一時はそのストレスと葛藤で、しまいっぱなしの時もありましたが

こうして成果として目に見えると三女の成長がとても眩しく、補聴器のありがたさも感じることができました!


外す回数が減ってきたら、外の世界の音もたくさん聴かせてあげたいです




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