私の原点・映画「ホピの予言」観て来ました | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

11日はMISAOさんのライブで一泊した為、翌12日はひばりヶ丘で上映された『ホピの予言』を観に行く事が出来ました。

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ずっと前から観たかった映画でした。

映画を観て、やはりホピは私の原点であることを確信しました。

今年を含め、アメリカには3回訪れていますが、3回とも場所はいつもアリゾナであり、ホピやナバホの居留地に行くのです。

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まさか自分がホピに行くなんて、想像も出来ないかなり以前から、私はホピの記事を書いていました。

なので、「予言の岩絵」を実際に目にした時は信じられない想いだった事を今でも鮮明に覚えています。

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世界中の人が関心がなくても、少なくとも日本人だけはアメリカ先住民であるホピ族のことを知っていて欲しいと思うのです。

ホピやナバホ族が守ってきた彼らの聖域から、白人たちの手によってウランは掘り出され、やがて広島・長崎に原爆となって投下されたからです。

それは、大昔より創造主マサウから予言されていた事だったのです。

「地球の心臓をえぐり出してはいけない。それはやがて灰の詰まったひょうたんとなって空から落ちてくるだろう。」と。

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そして、ホピの予言によると、やがて、人類は「大いなる浄化の日」を体験すると云われています。

9.11や3.11を経て、いよいよ人類はその時を迎えています。

浄化の大きさは、地球自身が知っています。

その時までにどうすればいいのか。。

その答えは、この映画を観ればよく分かります。

何が大事か、どういう生き方をして行けばいいのか。

ひとり一人、多くの人々が変わらなければ、世界は変わりません。

30年前に制作された映画なのに、そのメッセージは少しも色あせていませんでした。

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出演されていた長老たちも、監督の宮田雪(キヨシ)さんも、皆全員あの世に旅立ってしまったけれど、映画という形で私たちに想いを遺して下さいました。

宮田監督は、アニメ「海のトリトン」「ルパン三世」「ゲゲゲの鬼太郎」「ウルトラマン」「探偵物語」などの脚本を多く手掛け、この映画の制作資金に充てていたそうです。

また、宮田監督は、漫画家の故・水木しげる氏とも20年来の交流がありました。

水木しげる氏は、最初に宮田氏に会った時に『ゆめのお告げでこの人を食わさにゃいかんと思った』そうです。

なので、水木氏の宮田監督に対しての協力の仕方は尋常ではなかったと伝えられています。

「変わり者の宮田氏は、この12年来、ホピ族の村で、精霊生活にひたりきっている。
氏は25年くらい前からわが水木プロに出没していた。
その頃、夢の知らせで氏の生活の面倒をみるようにというお告げがあったが、その頃は、それほどの神秘主義者でもなかったので、その夢を全面的に受け入れるという気持ちにはなれなかったから、夢の2割くらいを(いや一割くらいだったかもしれない)提供したことがあった。

つい最近も、宮田さんがホピ族を連れてインドへ行きたいが金がないというので、資金捻出のため新作本『水木しげるのノストラダムス大予言』の原作を任せた。」と。

奥様の辰巳玲子さんは、その時のことをこう語っておられます。

「印税だとおっしゃって送金して下さったお金は、原作の印税にしては多すぎる金額でした。
たぶんご自分の分もそのまま送って下さったのでは・・・と思います」

あの水木しげる氏だからこそ、宮田監督の使命がちゃんと分かっていたんだと思います。

このお話は、そのことが理解出来る大きなエピソードだと思いました。
☆地球のつどいより抜粋

そして今回、奥様の辰巳玲子さんが映画の上映前に、インディアンドラムを叩きながらホピ語で歌って下さいました。

とっても懐かしい歌声でした。アヘアヘ言います。

映画の中でも、カチーナダンスのシーンがあり、思わず踊り出しそうになりました(笑)

私は、映画の中で一番印象的だったのは、日本に原爆が落とされた時、アメリカでは戦争を終わらせる事が出来た喜びに沸いていた事でした。

被爆に苦しむ日本人との対比に泣けました。

核は絶対に持ってはいけない。たとえ、平和利用のためと言っても。

原発は、人間が快適に暮らす為にどうしても必要なのでしょうか。自然を破壊してまで。。

人類の手に負えないものを掘り出してはいけなかったのです。

ウラン産出の為に、大地の管理人だったホピやナバホの人々までもが被曝してしまいました。

物質文明の発展を願いどんどん便利に暮らす生き方と、創造主の教え通りに自然を敬い質素に暮らす生き方。

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今からでも、まだ間に合うでしょうか。

遠い昔、縄文人のアイヌが海を渡ってアメリカ大陸に到達し、アメリカの先住民となりました。

だから、アイヌや琉球民族、アメリカ先住民は同じ教えを持っています。

彼らから何かを学ぶことが今必要な事だと感じています。

だからこそ、ひとりでも多くの方々に「ホピの予言」を観ていただきたいです。


☆ランド・アンド・ライフ
☆DVD制作への寄付

最後に、これまでのホピ関連の主な記事をリンクしておきますので、お時間のある時に読んでね⬇︎

①☆ホピ族と原爆との関係
②☆預言の岩絵「ロードプラン」
③☆ホピの神話
④☆ホピの預言
⑤☆カチーナ(精霊)について
⑥☆カチーナダンスに参加する
⑦☆グランドキャニオンでホピの予言を発見する
⑧☆カチーナは宇宙人だった
⑨☆アメリカ大陸の先住民はアイヌだった