今回の経験を通して思ったこと。





専業主婦の立場はいまだに低いということ。




夫が常に私を見下しているのは
「私が働いていないから」
それにつきると思います。



俺は働いてるから、休みは好きに過ごしていい。
働いているから、家事も育児も全て妻の仕事。


私がこれまで何度助けを求めても、なにもしてこなかったのは
その考えが根本にあったからでしょう。











私は、子供が産まれるまでは正社員としてずっと働いていました。

稼ぎは夫と同等でしたので
仕事の大変さ、つらさもわかっているつもりです。





しかし
義実家の近くに住む為には、仕事を辞めるしかなかった。

私の通勤圏内の距離に住むという選択肢は
最初から夫と義母にはなかった。



転職も考えたが、私が働きにでたところで
その分の育児や家事をサポートする気すら
あの人たちには全くなかった。




本当は、もっとキャリアを積みたかった。
働く姿を子供たちにみせ、カッコイイお母さんになりたかった。



そんな願いもむなしく
結局、夫と義母に言われるがまま専業主婦になった。










子供たちとの貴重な時を過ごせている今、あの時の選択に後悔はない。

しかし、夫は私のそういった仕事への気持ちは全く理解していなかっただろう。


長く勤めてきた会社を退社した日ですら
何も声をかけてくれなかった。











わたしは専業主婦となり
家事育児に専念することの大変さ
それ故の孤独感や、社会から置いてかれたような疎外感をいつも感じていた。


乳児期の時はなかなか外出も難しく
話し相手は夫しかいないのに、いつも帰宅は深夜。
一日中、誰とも会話せず終わる日も珍しくなかった。











コメントやメッセージでよく書かれるのが
「専業主婦のくせに…」
「専業主婦が夫の金で…」



専業主婦には、何かを発言することすら許されないのでしょうか?

仕事をしているのがそんなに偉いのでしょうか?




それぞれの家庭の考えもあるかと思いますが
私はそうは思いません。







両方の立場を経験してみて…

働いている人と専業主婦
どちらがすごいとか、大変だとかそんなことはわかりません。

それは比べられないし、そもそも比べる対象ではないからです。














しかし
私にはもう、頼れるものは何一つありません。


これから夫とどうなっていくのかわからない、いま。
仕事を探しはじめました。




ありがたいことに、前職の紹介制度もあり
いくつか候補は絞れてきました。

これからは夫や義実家に頼らず
いざとなれば、自分一人で子供たちを養っていくつもりです。






もし、働きはじめて
専業主婦ではなくなったとしても

決して、「専業主婦のくせに」なんて思わないよう…


自分への戒めもこめて
ここに記しておきたいと思います。