危険な夜は超えた! | ささやかなまいにち

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先天性サイトメガロウイルス感染症の娘との日々のできごとを綴ります。

私は、妊娠35週になりました。

お腹が重いです。
でも、まだ重くなりますよね…あせる


昨夜から、24時間TVが放送されていますね。

この時期が来ると、ゆうちゃんが生まれたときのことを思い出します。

あれは、妊娠30週6日の土曜日。

出張続きだった主人が、久しぶりにお休みで。

そろそろチャイルドシートを買おうかと話しながら、お店に見に行きました。

いろいろ見たものの、その日は買わず。

暑い日のお出かけで疲れたので、夕食は簡単に済ませたくて、ケン○ッキーフライドチキンやサラダなどを買って帰宅したのでした。

買ってきたチキンなどを食べながら、何気なくTVをつけたところ、24時間TVが放送されていました。

ちょうど、旦那さんと娘さんを残して病死された方のお話で…

思わず、ホロリぐすん

この時、お腹の赤ちゃんは女の子だと分かっていましたし、ついつい感情移入してしまいました。

愛する旦那さんと子どもを残して、先立たなければならなかった無念さ…

主人のお母様も、35歳という若さで病気で亡くなられているので、余計に切なくなりました。

私は、元気でいないと!と決意を新たにして、早めに就寝。

そして、朝。
4時ころから、ジワジワとお腹が痛い…
腰も痛い…

なんだろう、何か変だ。
でも、ずっと痛い訳ではないし、我慢できる。
とりあえず、明るくなるまで待とうと思いました。

7時になっても痛みが続いていたので、通っていた産婦人科に電話。
日曜日だったので、「先生に確認して、折り返し電話します」と言われ、しばらく待つ。
そのうちに、少し出血が…

病院から電話があり、受診するよう言われたため、主人を起こして病院まで送ってもらいました。
病院に着き、内診を受けたところ、「全開だ!」と先生。
子宮口が全開になっているというのです…

病院内が慌ただしくなり、私は看護師さんに点滴を打たれました。
看護師さんも動揺していたようで、手首の血管に点滴をしたのですが、プシャーッと血が飛び散りました。

ほどなく救急車が到着し、私はNICUのある総合病院へ搬送されました。
そして、妊娠31週0日で、ゆうちゃんが生まれた…というのが出産の流れです。

通っていた産婦人科の先生に「もっと早く病院に来るべきだったのに…」と言われましたが、まさか陣痛だとは思いませんよね…

総合病院の先生は、「お産の進行が早かったし、止められなかったと思うよ」と言ってくださいましたが…


そんな経験があるので、昨夜は、なんだか落ちつきませんでした。
とりあえず、ケン○ッキーのフライドチキンは駄目!と、主人に言われましたあせる

娘が寝た後、24時間TVで、羽生選手の演技だけは見てしまいました。
素敵だった~爆笑

危険な夜(私の中で)を超えて、夫婦でホッとしています。

正期産まで、あと二週間。
赤ちゃんよ、
まだ、お腹にいてね。