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最近、読んだ中で最もショッキングだった記事の御紹介です。
奇形の顔「受け入れられない」…家族が手術拒否、ミルク飲めず赤ちゃん餓死
【YAHOO!JAPANニュース/ヨミドクター】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171105-00010000-yomidr-sctch
現場で悩んでいる方たちのためにも社会として何か解決策が必要です。
このようなケースでは、病院と児童相談所が話し合いの上で合意し、児童相談所が親権者の代わりに手術の承諾書にサインをし、児童相談所の独自予算から手術費用を即座に支出できるような仕組みがあると良さそうです。
その後は一旦、施設で赤ちゃんを預かり、手術を繰り返していく中で両親を説得していけば、当初は受け入れられなかったとしても徐々に両親の気持ちが変化していくかもしれません。
どうしてもダメだという場合には、社会がその子を預かって成人するまで育ててはどうでしょうか。その場合には親権を円滑に移譲するための新しい制度も要るかもしれません。
このような生い立ちの子たちの中にこそ、将来、我々の社会を変えてくれる人材が多くいそうな気がします。
「経験がその人間を作る」という側面があるからです。
きっと自身の生い立ちを知って、強い問題意識を持った変革意欲のある人材になってくれることでしょう。
勇気を持って記事を書いて下さった小児外科医の松永正訓さんに感謝致します。
Written by Desaki