6月29日(日)

岡山戦から帰宅し、ちょっとだけ仮眠してブラジルvsチリ。
なんだこのスピード感。
レジェンドマッチ・・・と比べたらあかんか。
ハイテンションな双方のぶつかり合いが、ぶつかり合うごとにスピードと激しさを増していくような。
前半の密度の濃さ、展開の速さはまさにトップレベル。
さすがに90分は続かず、後半はペースダウンしたが、ハイレベルな試合でした。
チリの崩しは、回数は少なかったけど思わず声が出るような美しさがあり、ブラジルもフッキの力強さやネイマールのテクニックが彩りを与える。
限界まで戦い切ったメデル、ペースアップするのに投入されたのにさっぱり使えないジョー、満足行くまでぶつからせといて荒れさせないハワード・ウェブ、ジュリオ・セーザルの涙、眠れない俺。
PK戦での決着は、特に敗者には酷ですが、紙一重のポストからの跳ね返りで幕を閉じる劇的な幕切れでした。

そして50分だけ仮眠してウルグアイvsコロンビア。
噛み付き屋さんがいなくなって、ウルグアイは攻撃の形が作れない。フォルランもあまり輝けず。
一方で、日本戦でも猛威を振るったハメス・ロドリゲス。
ダメだ、コイツはモノが違う。見事としか言いようがなく、むしろちょっと呆れちゃうくらいのスーパーゴール。
全開モードのコロンビアには勝てる気がしなかった。チリやブラジルも含め、なんとかあのレベルに近づきたい。近づいたようで、また思い知らされる世界トップレベル。
グループステージからまた一段とギアの上がったモードで戦えるようになっていきたいものですね。
試合はコロンビア完勝。次はブラジルとか。これも熱そうだ。

この試合中に川勝監督就任の一方まで来て混沌とした俺の日曜日。結局寝るタイミングを失ったw ワールドカップ怖いよ(笑)


6月30日(月)


前日張り切ったら眠くて眠くて(笑)
オランダvsメキシコは録画にして、ギリシャvsコスタリカも後半だけ視聴。
ルイスのコースを突いたシュートで先制したコスタリカ。
退場者を出しながらもなんとか耐えていたのだけど・・・土壇場のギリシャの同点劇。
なんでギリシャはこんなにしぶといんだ、と、苦い記憶が。
さすがにコスタリカもここまでか・・・と思ってたら。あらあら。勝っちゃったのねコスタリカさん。
GKナバスが良い仕事をしたようだ。

夜、オランダvsメキシコの録画を見る。
カイトのポジションチェンジっぷりが凄い。どんだけ引き出しあるんだこのおっさんは。
5バックのアウトサイド、4バックの右SB、右ウイング、そしてまた右SB。
試合の状況にポジションをころころ入れ替えるファンハール、それを成し遂げられるのはカイトがいるからじゃないか。本職ストライカーやろ。
メキシコもオランダの迎撃型5バックの間を取ってよく攻略していたのですが・・・
試合を決めたのがロッベンのダイブにも見えるPK奪取だったのはモヤモヤさせるところかもしれないが、オランダのポジションチェンジぶりを楽しんだ試合でもありました。


7月1日(火)

ドイツvsアルジェリアをリアルタイム観戦。
ドイツがあっさり勝つんじゃ、と思ってたけど、アルジェリアが面白い。
スピード豊かで切れ味するどい速攻は、積極的な守備も含めて魅力的。
それをドイツが強気のハイライン設定で受け止め、抜けだされそうになるとノイアー。守備範囲の広さと判断の思い切りの良さ。
ドイツも可能性を感じるミドルシュートを中心に押し込んでいくが、元琉球のGKを中心にアルジェリアが跳ね返す。

最後まで見たかったのだが・・・都合により延長戦は見られず。
正しくは、シュールレの先制点だけは見れた。最後のアルジェリアが見せた意地まで見たかったのだが・・・。延長戦は厳しい。

夜、大阪にて現役最高齢のサッカーライター・賀川浩さん&セルジオ越後さんのトークイベントに参加。
ブラジルでのお話を中心に、日本がどうするべきかなどを聞く。
賀川さんはブラジルに行ってさらに元気になったんじゃないかと思えるし、セルジオさんもテレビとはまた違った姿で。楽しいひと時でした。


7月2日(水)

睡眠不足の中、アメリカvsベルギーを後半だけ見る。
えーっと、延々とベルギーが攻め、シュートを放ち、ハワードが止める、っていうことでいいですか?
で、延長突入。またか。
俺に決着を見させないような何かが働いているとしか思えない。

しかも無茶苦茶面白そうな延長戦してるじゃねーか。
アメリカも劇的な敗れっぷりしていくよなぁ。
羨ましい・・・。

スイスも土壇場でメッシ&ディ・マリアに沈められたか。
終了間際のビッグチャンスは、ヘッドをポストに当て、バランスを崩して跳ね返りも決められなかった15番のジェマイリにとっては悔やんでも悔やみきれない瞬間になるんだろうな・・・

これでベスト8が出揃った。
もう延長は少なめにしてね(笑)